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2015
07.14

スペースにアイデアを吹き込む

Category: ニュース

 不動産・住宅系メディア「HOME’S PRESS」2015年4月4日の記事「分譲マンションのモデルルームをイベントスペースに活用する新たな試みとは?」において、解体前の分譲マンションのモデルルームを活用して、さまざまなコラボレーションイベントが開催された様子が取り上げられています。



スペースにアイデアを吹き込む 
(イメージ画像)



 分譲マンションは、通常、建築着工前から販売が開始されるため、販売用のモデルルームが設置されます。通常なら、販売スケジュールの関係から1年ないし2年程度で解体されてしまいますが、東京都品川区のとあるモデルルームでは解体時期を3ヶ月延期し、メディアや異業種の企業と組んでのコラボイベントを開催しました。

 イベントの内容は、男性がターゲットの父親同士のコミュニティづくりを目的にした「パパ会」や、エンジニアやデザイナーがチームを組んでアプリ開発のアイデアを競うイベント、学生どうしの対話を通じてビジネスモデルを構築していくイベントなど3ヶ月間という短い期間でしたが、大変な好評を博したとのことです。

 最近のモデルルームは、リビング等の家具はもちろん、窓に高層階のイメージ写真を張り込むなど、趣向をこらした演出をしており、新たなイベント会場のスタイルとして注目を集めています。




 このようなスペースの融合を模索する動きは、さまざまな企業で注目され始めています。東京都千代田区では、学校の校舎を利用したドローンレースが開催されました。建物の所有者にこのイベントを提案・実現させたのはスペースマーケットというベンチャー企業で、これまでお化け屋敷でコンパを開催したり、銭湯会議なる趣向も実現させ、空きスペースに有効且つユニークなプロジェクトを次々に成功させてきました。




 また、6,000棟のビルを保有しているにもかかわらず、組織縮小や機器の小規模化によって数千もの空きスペースが生じてしまったある会社では、スペースの用途を結婚式場や体操クラブにコンバージョンし、それでもなお埋まり切らないスペースは、前述のスペースマーケットへの提案依頼を検討しているとのことです。保有ビル6,000棟の会社とは、NTT西日本。大企業も本腰を入れて空きスペース対策に乗り出しているのです。




 これらの事例は、住居、オフィス、店舗などの事業用建物の利用原則だけでは考えつかなかったアイデアです。常識を覆すような新しいアイデアは、プロの垣根を越えたところに生まれると言えるかも知れません。


 
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