FC2ブログ
2015
06.11

本屋さんがなくなる時、なぜか切ない気持ちになります‐リブロ池袋本店閉店

Category: ニュース
 
 ITmediaニュース2015年3月4日の記事『「リブロ池袋本店が閉店へ」 惜しむ声がネットに広がる』によると、長らく池袋で愛されてきた大型書店・リブロ閉店の報道が波紋を広げています。出店している西武百貨店との契約が7月末に終了するのに伴い、池袋で代替店舗を探しているとのことです。



本屋さんがなくなる時、なぜか切ない気持ちになります‐リブロ池袋本店閉店 
(イメージ画像)



 1985年に西武百貨店の書籍事業部から会社化され、芸術、文学などの人文系や社会系の充実した品揃えで「ニューアカデミズムの聖地」と呼ばれていたリブロ池袋本店。セゾングループの創業者・堤清二氏のもと、いわゆるセゾン文化と呼ばれたメセナ活動やユニークな広告を展開していた頃でしょうか。西武から生まれたにもかかわらず西武から撤退するのは複雑でしょうが、いろいろと事情があるようです。




 街の本屋さんが減っているという話を耳にしますが、大型書店も例外ではなくなってきました。事情はそれぞれですが、ブックファースト渋谷店やジュンク堂書店新宿店の閉店もかなりのインパクトでした。




 そんな厳しい状況ですが、ユニークな取り組みをおこなっている街の本屋さんもだんだん増えてきています。例えば旅・アート等ジャンルにフォーカスした本を集めたり、雑貨屋さんのような品揃えと店構えだったり、お茶やお酒が飲めたり、あるいは作家や評論家とのトークショー等のイベントを催したり。店主の矜持を感じます。




 ところで昨年2014年秋にオープンした「la kagu(ラカグ)」をご存知ですか?サザビーリーグと新潮社がタッグを組んで神楽坂にオープンさせた商業施設です。50年前の本の倉庫をリノベーションし、選りすぐりのファッション、雑貨、家具、そして本を取りそろえた大人の空間となっております。このように、他のジャンルとうまくコラボして「あそこに行けば何か刺激受けるよね!」的なカルチャーを感じるスペースになると、相乗効果が生まれると思います。




 アマゾンで検索&注文したものが自宅に届くのはとても便利です。否定のしようがありません。しかし、ぶらりと本屋さんへ立ち寄って、思いがけず素敵な本と出合うのもなかなか乙なものだと思います。人生でも寄り道や脇道が楽しいものですし。そんな出会いの場が減ってしまうのは残念ですが、リブロは移転先を探しているようなので、復活する日を待ちましょう。




コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top