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2015
03.03

リニア新幹線で特区提案 駅ビル開発で規制緩和

Category: ニュース
 

 MSN産経ニュース2014年9月2日の記事に、「リニア新幹線で特区提案 駅ビル開発で規制緩和」という記事がありました。



名古屋駅 
(イメージ画像)



 名古屋駅を降り、東京方面へ歩いていくと細い道路があり、タクシーの客待ちの列が続いています。その列に沿うようにして地元の大動脈となっている名古屋鉄道の駅ビルが建っています。このビルはバスターミナルや駐車場もあるため細長い構造です。複数の道路をまたいで建つ随分昔のビルですが、その独特な構造のため建て替えをすることが困難でした。



 今回、名古屋にリニア新幹線が伸びることを機にして、名古屋市は再開発がしやすくなるように戦略特区の申請をしました。現在のままでも再開発は不可能ではないものの、駐車場の設置などの面で不都合が多く、再開発の足かせとなっていたのです。この戦略特区の申請が通り柔軟な再開発が可能になることで、この駅ビルの設計がかなり柔軟にできるようになり、商業不動産の活用価値が高まります。



 名古屋駅は、経済活動が活発な中京地区の玄関です。中部国際空港から中京地区に来る人も、名古屋鉄道を利用していったん名古屋駅に来ることになります。リニア新幹線が開通することで中京地区への来訪者は更に増えるでしょう。その割に、再開発が進んでいないのが名古屋鉄道の駅ビルなのです。



 最近はこの駅ビルの正面に建っていた古いビルが次々に取り壊され、活用効果の高い新しいビルに生まれ変わっています。これらのビルと名古屋鉄道の駅ビルを見比べると明らかに不自然なのです。再開発の計画はあったものの、規制があるため見送られてきた経緯があります。戦略特区の申請により、収益性の高い商業不動産として生まれ変わることができるか決まるでしょう。



 とかく既存の規制の範囲内で再開発をしようとする例が多いのですが、どうしても制限があるため不動産活用の面からは妥協を強いられることが多くなります。商業不動産の有効活用のためには少しでも妥協は減らしたいものです。そのような妥協を少しでも減らすための試みとして、今回の戦略特区申請に注目が集まっています。





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