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2015
05.25

アートでで街をパワーアップ、上野「文化の杜」構想

Category: ニュース

 毎日新聞2015年1月7日の記事『東京五輪:上野発「文化の杜」JR駅出口移設、地下街も』によると、2020年のオリンピック・パラリンピックに向けて、東京・上野を日本の文化発信基地にする構想が進んでいるそうです。



アートでで街をパワーアップ、上野「文化の杜」構想 
(イメージ画像)


 文化庁と東京芸大が中心となり「上野『文化の杜』新構想推進会議」が発足したのが2013年12月。近隣の文化施設や有識者、JRも巻き込みながら公園エリアの整備を計画しているとのことです。以前から同様の計画はあったようですが、東京でのオリンピック・パラリンピック開催が決定したことで、いよいよ本格的に話が進みそうです。




 上野はさまざまな側面もった、とてもおもしろくて不思議な街だと思います。
猥雑で活気あふれるアメ横、将軍家に所縁がある寛永寺を中心とした歴史的建造物、不忍池周辺の下町情緒に春の花見の桜。そして美術館や博物館、芸大が集まる公園エリア。




 今回の構想では文化交流の場としてソフトパワーの発信としてはもちろん、それを支える環境整備も織り込まれています。たとえばJRの出口を移動させて駅と公園を直結し、地下街を建設する計画もあるとか。




 ちなみに地下からのアプローチが成功した例として、歌舞伎座があります。一昨年建て替えが完了した歌舞伎座は、地下鉄の東銀座駅と直結し、さらに劇場にいたる地下のエリアを「木挽町広場」と名付け、さまざまなお菓子や和雑貨などを販売するスペースとして活用しています。連日賑わっているようですし、日常から非日常へ徐々にテンションを盛り上げてくれる空間になっているのではないでしょうか。




 上野公園も今のように緑や噴水を感じながら歩くのも気持ちがいいですが、地下から各施設に直結するのも選択肢が増えるという意味ではよいことだと思います。




 さらに最近では、アメ横にも外国人旅行者が多く見受けられます。昼間からモツ煮込みや焼き鳥の店で、楽しそうにビールを飲んでいます。アカデミックな公園エリアとのギャップがたまらないことでしょう。




 オリンピック・パラリンピックを機会に海外から来る方たちに、なるべくたくさん日本の魅力を感じていただきたい。そんな期待に一役かってくれそうな「文化の杜」。実現が楽しみです。


 
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