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2015
05.15

もはや「倉庫」ではない、物流施設は最先端建築

Category: ニュース

 日経BP社による建設・不動産専門のメディアサイト「ケンプラッツ」2014年12月18日の記事「もはや「倉庫」ではない、物流施設は最先端建築」によると、娯楽施設などの建築物を対象とした世界的に権威のある賞を、埼玉県三郷市の物流施設が受賞しました。



もはや「倉庫」ではない、物流施設は最先端建築 
(イメージ画像)



 「ULI Global Award for Excellence」というこの賞は、オフィス、商業施設、ホテル、美術館、各種の娯楽施設などの不動産開発を対象とし、今回で36回目を数える歴史のある世界的な賞で、過去には丸ビル、六本木ヒルズ、東京ミッドタウンなど日本を代表する建築物が受賞しており、今回のような「物流施設」が受賞するのは大変珍しいのだそうです。




 物流施設が受賞した背景には、ネット通販市場が急成長したことが挙げられます。昨今のネット通販市場の急拡大によって、「更なる配達速度の高速化」や「地域格差の解消」など物流機能の強化が必須の課題となっています。

 物流施設と言うと、従来は「段ボールが山積みされている物流倉庫」というイメージでしたが、現在では建物の床面積が10万㎡を超えるヤードに、最新鋭の搬送機能を配備し、高機能に刷新された施設になっているのです。




 このような物流施設刷新の流れは、各業界に波及し始めています。通販大手の「Amazon」では2013年に同社としては国内最大、延べ床面積約20万m2の超大型拠点を神奈川県小田原市に設置しました。

 また、物流大手の「ヤマトホールディングス」も本州の各拠点に床面積10万㎡にも及ぶ中核施設の開発を進めており、更なるスピードアップとコストダウンの追求に取り組んでいます。

 他にも、日本郵政が2018年度までに、全国のインターチェンジ付近など20ヵ所に「メガ物流局」の新設を計画し、既存の拠点郵便局からさらに集約を進めた物流機能の強化を目指しています。




 ここで、もうひとつの事例として通販番組でお馴染みの「ジャパネットたかた」をご紹介します。同社は長崎県佐世保市に本社を置いていますが、その本社屋はなんとテニスコート11面分のワンフロアで、本社機能のすべてがそこに集約されているのです。

 ご存知の方も多いと思いますが、その社屋に通販番組を制作・放送するスタジオ機能を備えていて、あらゆる商品紹介に対応できるよう、キッチン、和室など計7種類のセットが用意されています。




 これからの物流は、効率や効果は当然備えながら、機能と美しさも求められるのでしょう。


 
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