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2015
05.11

中古住宅門戸開放

Category: ニュース
 
 日本経済新聞2014年11月22日の記事「中古住宅の流通必要」によると、少子化による人口・世帯数の減少によって、日本国内の空き家が急速に増加しており、今後も増え続けると見込まれています。空き家増加の背景には、新築の着工、販売に重点を置く国内の住宅事情が影響していると考えられます。




中古住宅門戸開放 
(イメージ画像)


 アメリカが9割、イギリスで8割強。これは、住宅市場全体(新築を含む)に占める中古住宅の割合です。さて日本はというと、たったの14%なのです。これには購入者側の新築志向が影響しているのはもちろんですが、利益が大きい新築に注力してきた不動産業者側の事情が大きく影響してきました。

 中古活性が進まないもうひとつの理由として、住宅ローンを組む際の建物評価が挙げられます。従来、建物部分については築20~25年経過すると評価がゼロになってしまう算定基準となっていました。国はその基準を一部改め、リフォームなどにより価値が向上する評価基準を策定し、中古住宅をリノベーションするなどの再投資や、買取りによる転売を促進させて行くことを発表しました。

 具体的には、これまでは事実上不可能であった「中古購入資金+リフォーム費用」の貸し出しを、住宅金融支援機構による住宅ローン「フラット35」において一括で借りることが可能になるのです。




 ここで、中古住宅取引の成功例をご紹介します。埼玉県入間市にある「ジョンソンタウン」には、白を基調としたアメリカンハウスが建つその街並みは、「これぞ古き良きアメリカ」という佇まいになっています。このジョンソンタウンに建つ築60年を超える「米軍ハウス」では、屋根、柱、床材など最新の建築基準をクリアすべく構造上の強化を施して耐震性を向上させ、老朽化した部分については趣のある風合いを残しながら修繕されています。

 加えて、床暖房やサッシ性能の向上によって保温性と気密性が高くなり、築60年とは見紛う建物に変身させました。タウン内には、住宅だけでなく飲食店や雑貨ショップなども充実しており、利便性もノープロブレムです。中古の供給にも、そこにしかない付加価値が求められているのかも知れません。




 もちろん「買う」だけが中古活性ではありません。いま自分が住んでいる、人に貸している家や部屋でも十分に活性できるのです。



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