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2015
04.27

自宅から皆宅へ

Category: ニュース
 
 日本経済新聞web版2014年2月21日の記事「待機児童になったら 保育ママ、実家…あらゆる選択肢を」によると、認可保育園の待機児童が問題となるなか、保育ママ(家庭的保育事業)という個人の自宅を開放して家庭の中で乳幼児(主に3歳未満の子供)を預かる制度に注目が集まっています。

 保育ママ制度は、保育士などの資格を持っている人や専門の研修を受講し保育者に認定された人によって、1人に付き3人の子供を預かることができ、補助者が1人付けば5人まで見ることができるという制度です。

 1948年(昭和23年)当時、「昼間里親」という名称で発足したこの制度は、2008年待機児童問題解消を目的とした法律(改正児童福祉法)により、現在の「保育ママ」として再認識されているのです。

 さらに、保育ママになりたくても自宅にスペースがないという人達が、マンションの空き部屋や空き家を共同で借上げて運営する形態も現れました。待機児童対策はもちろん、空き家対策や保育経験者の再雇用にも保育ママ制度は寄与しています。



自宅から皆宅へ 
(イメージ画像)


 保育ママのほかにも、自宅を開放して様々なお店やサービスを提供しているところが、各地にあります。

 まず、最近すっかり定着した「シェアオフィス」ですが、東京都目黒区に、もともとあった古い木造アパートを、賃貸SOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)部屋5戸と、シェアオフィス1戸、さらに1階には入居者用の食堂を設け、「SOHO&シェアオフィス」へと「リノベーション&コンバージョン」した建物があります。( http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20140909/676365/ )

 入居者なら食堂メニューが半額で、もちろん一般の方の利用もOK、というより、そもそもこの建物のオーナーは地元商店会の会長を務めた経験があり、「地域に貢献する建物にしたい」という意向から、食堂を核にして入居者同士、さらに地域コミュニティーとの交流が生まれる場所にしたいとの願いが込められているのだそうです。




 また、東京都墨田区には自宅の1階部分をリフォームして、ご近所の人々が集える図書館へと生まれ変わったところがあります。リフォームのほとんどをDIYで行ったそうで、壁や本棚など半年掛かりで仕上げたのだとか。不定期で映画の上映や子供読書会、紙芝居などのイベントを行っているそうです。




 人のいるところに仕事あり。仕事の発祥は「人への貢献」だったのかも知れません。



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