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2015
04.22

進化するリノベーション

Category: ニュース
 
 日経BP社発行ケンプラッツ2014年11月18日の記事「戸建て住宅のリノベ再販にグランプリ」によると、全国380社のリノベーション住宅推進協議会加盟企業の作品の中から、2014年を代表するリノベーション作品を選出する「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2014」に、買い取り再販業者が施工したリノベーション住宅が選ばれました。

 「買い取り再販」とは、中古の一戸建て住宅を事業者(おもに不動産業者)が買い取り、大規模改修後に消費者へ販売する事業形態です。リノベーション事業は当初、現在の住まいをリフォームする一環としてスタートしたものですが、この買い取り再販に見られるように、その業態も多岐に渡るようになりました。



進化するリノベーション 
(イメージ画像)



 愛知県のとある大規模リノベーションを施した築30年賃貸マンションのケースを紹介します。その室内は、「床は無垢材の一枚板、壁は白地の珪藻土、棚やカウンターには天然の木材」という、自然素材がふんだんに取り入れられた内装に一新されました。( http://www.reform-online.jp/news/reform-shop/5534.php )

 以前は空室が目立っていたその建物は、自然素材リノベーション完了後に家賃を9万5000円に改定して募集を開始したところ、なんと空室8戸の入居が立て続けに決まってしまったのです。近隣の家賃相場が同等の1LDKタイプで8万円だそうですから、自然素材リノベの効果が絶大であったことがわかります。




 神奈川県横浜市のとある築50年の2棟の建物のケースでは、もともと社宅・社員寮だった設計を逆利用して「賃貸マンション」に大規模リノベーションを行いました。この建物では、寮ならではの大きな厨房を共用のオープンキッチンに変更し、食堂だった場所を開放的なダイニング空間へと様変わりさせ、リビング・ダイニング・キッチンが共用という社員寮のデメリットを、「シェアスペース」にすることにより、逆にメリットへと変えました。( http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/knp/column/20141009/679616/ )

 そう、この元社宅・寮は、「シェア型賃貸マンション」に生まれ変わったのです。他にも廊下などのデッドスペースを改修して、「プロジェクターのあるラウンジ」や「シアタールーム」、「畳敷きのオープンスペース」や「目的フリーのワークスペース」などのエンタメ&リラックス空間も設けられました。

 冬には、入居者同士が畳敷きのオープンスペースで鍋を囲む姿が見られるのだそうです。また、社宅にはオープンテラスや小さな菜園もあって、入居者の方々が季節のいろいろな野菜を育て収穫しています。




 リノベーションの語源である「イノベーション(innovation)」には、『「新結合」とか「新しい切り口」、「新しい活用法」の創造』という意味があるそうですが、なんとなく「シェア」に通じるものが感じられます。








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