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2019
12.16

美容室もモール型に

Category: ニュース
 
 WWD JAPAN2019年11月2日の記事『フリーランス化が進むヘアサロン業界の新風となるか 完全個室型美容室モール「ザ サロンズ」』にて、新しい業態の美容室が紹介されています。働き方改革やリモートワーク、フリーランスに副業OKなどなど、私たちの働き方に多様性・柔軟性が広まりつつあります。その波は美容業界にまで。手に職があるとどんな形でも食べていけるんだな…と改めて感じさせられます。



美容室もモール型に 
(イメージ画像:フリー素材より)



 さて、今年表参道にオープンした完全個室型美容室モールの「ザ サロンズ(THE SALONS)」は、ビルのワンフロアを区切って個室にしつらえ、各部屋ごとに美容室を出店できるというもの。オーナーは月額利用料(26万5000円~)の支払いのみで出店できます。シャワー台にミラー面、水道光熱費やタオル300枚など入店後すぐにお店が始められる設備が完備。表参道の家賃の相場を考えるとかなりお得な設定となっております。




 自分の店を持ちたいけれど資金の準備が大変だったり、独立したとしても集客や運営のリスクがつきまとうため、独立に踏み切れない美容師が多いとのこと。その点「ザ サロンズ」は参入障壁が低いこともあり、表参道店は稼働率100%。年内には銀座店がオープン予定です。その勢いで、フランチャイズ化しながら100店舗を目指します。




 数年前からシェアサロン型美容室も登場していましたが、こちらは売り上げから一定の割合を納める形が多いのだそう。一方「ザ サロンズ」は、月額利用料以外は美容師の収入になるところがポイント。そんなところに企業理念でもある”美容師ファースト”の姿勢が現れています。




 ところで日本の美容室はコンビニの店舗数より多いってご存じでしたか? 2018年の数値ですが美容室が24万あまり、コンビニが6万弱とのこと。衝撃の多さです。ただ開店すれども閉店もかなり多く、入れ替わりが激しいのだとか。やっぱりサービス業は厳しいんですね。そこで「ザ サロンズ」が業界の救世主となれるかどうか?




 駅ナカ、1000円カット、はたまたバーやカフェなど異業種とのコラボなど、さまざまな形態の美容室(理容室)が増えています。しかしこれらは基本的にユーザへのサービスをメインにしたもの。働く美容師にフォーカスしたサービスがようやく出てきたといったところでしょうか。




 お客にとっては個室で丁寧なサービスを受けられるくつろげる空間として。美容師にとっては、都心の一等地に自分のサロンが持てるという充実感と張り合いを感じる場所として。サービスを提供する側も受ける側も、幸せになれるシステムだと思います。




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