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2015
04.14

敷金トラブルを解消するために

Category: ニュース

 日本経済新聞2014年7月12日の記事「原状回復どこまで負担 敷金を無駄にしない知識~自然・特別損耗、ガイドラインを参考に~」によると、賃貸住宅の敷金精算に関するトラブルが問題となっています。



敷金トラブルを解消するために 
(イメージ画像)



 原状回復、鍵交換、ハウスクリーニング、破損補修などの費用は、借主負担として退去時に敷金から精算することを契約書上に記載されているのが一般的です。たしかにこれらの費用は経年劣化ではないため、違法な費用徴収とはなりません。ですが、しばしばその金額が問題となっています。

 例えば、鍵交換費用が5万円とか、1LDK(約40㎡)のハウスクリーニング費用が12万円とか、ひどいケースになると、原状回復と称して壁クロスとフローリング張替えまでしてしまったなど法外な費用請求をする貸主や業者があったりします。




 原状回復の定義については「入居当時の状態に戻すこと」と勘違いしそうですが、そうではありません。そもそも居住用の部屋に人が住んでいる限り、壁紙は汚れますし床も色褪せてきます。そのような「経年による自然劣化」は、修繕費用が月々の家賃に含まれていると考えられ、別途負担すべきものではないのです。もし、敷金について疑問を感じることがあったら、地域の消費生活センターに聞いてみることをお勧めします。




 そんな問題の一端の歯止めとすべく、あるアイテムを使ってトラブルの元となるキズを防止する商品が開発されました。壁を傷つけずに本棚・収納ラック・テレビなどが設置できるそのアイテムとは「ホチキス」です。

 壁に棚などを設置すると、ネジ穴などキズの心配があり、加えて工具類も必要になるため、設置は難しいかなと思ってしまいます。しかし、普通のホチキスを使うだけで、壁を傷つけずに簡単に重いものを設置できるのです。壁にホチキスで金具を留めて、ラックやテレビを設置するだけという手軽さで、対応する荷重は6kgからなんと24kgまで可能なのだそうです。




 一方、貸主側でも対策を講じるようになりました。とある築30年超のリノベーションマンションでは、一面の壁前面をコルクボードにして、釘や画びょうを使用できるようにしました。

 他にも、すべての部屋に通常の2倍の数のピクチャーレールを設置した新築アパートなどもあります。また、ある地方の業者では、家具などでフローリングを傷つけないよう、入居時に保護用のクッションマットを無料で提供しているところもあります。




 昨今の不動産会社では、賃貸マンションなどの事業用不動産において、オーナーの資産保全や敷金精算などのトラブル防止を目的に、賃料回収や修繕精算など専門に行う「プロパティマネジメント」という資産管理部門を置く会社が増えており、一方的な借主負担は減少傾向にあります。

 一方の借りている側も、最低限のモラルは持っていなければなりません。前述のようなアイテムを利用するなどして、マナーを守った住まい方を心掛けたいものです。


 
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