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2015
04.13

高架工事の効果

Category: ニュース

 日経BP社のwebサイト、ケンプラッツ2014年11月4日の記事「中央線駅間の高架下に商業・交流施設オープン、JR東」によると、JR東日本などが、JR中央線武蔵境─東小金井駅間の高架下に、商業・交流施設「ののみち」をオープンしました。規模としては、総延長約1.9kmで幅約10mあり、物販・飲食店や物販店、散策路や回遊広場などを配置しています。



高架工事の効果 
(イメージ画像)



 高架下というと、騒音や振動、薄暗さなどが原因で、人が集まる空間としては敬遠されていました。しかし、用地の確保や大規模な工事をしなくても広い場所が確保でき、音や振動なども、最新技術で相当軽減されるようになりました。しかも賃料は駅ビルや駅ナカと比べても安いという一石二鳥の立地であり、建物の密集した都市部では、貴重な空間として評価が高まっています。




 そもそも鉄道の高架化工事は、線路周辺での渋滞解消を主な目的としています。電車が地上を走るエリアでは、踏切が長時間上がらない「開かずの踏切」が慢性的な渋滞を招いています。高架化工事の採用で、渋滞問題を解消し、そして高架下には人が集まる空間や商業施設を設置する。土地の有効利用の観点から言えば、まさに一石二鳥のメリットと言えます。




 さらに一歩進めて、地域の施設である図書館や集会所、行政サービスの場を設けることによって、より住みやすい町づくりにつなげている事例があります。

 2014年4月、西武池袋線石神井公園駅(東京都練馬区)近くの高架下に、練馬区立図書館の貸し借り窓口が設けられました。同区の担当者は、「この施設がオープンした初日から1日100人もの方が利用されています」と人気ぶりを話しています。

 以前の同駅周辺は、踏切渋滞では有名だった場所で、渋滞距離は最大500メートルにも渡っていました。その後2011年の鉄道の高架化により、なんと渋滞がゼロになりました。

 そして、工事によって生み出された高架下の空間には、「駅周辺に図書館がないので、借りたくても借りられない」という地域住民の声に応え、図書館の窓口を設置したところ、前述のような好評を得られる結果を見たのです。

 「踏切を 無くして 街に 効果(高架)出し」


 
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