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2018
05.21

不動産業界にビッグな新星登場 日本郵政不動産

Category: ニュース
 
 Bloomberg2018年3月28日の記事『日本郵政:不動産子会社設立を発表、「グループ収益の柱」と社長』によると、「日本郵政不動産」が誕生するとのことです。これまでも日本郵便がJPタワーなど郵便局跡地の開発を進めてきた日本郵政グループ。不動産業界に満を持しての参入です。



不動産業界にビッグな新星登場 日本郵政不動産 
(イメージ画像:フリー素材より)



 今後は新会社に郵便局が保有する土地や建物の管理を集約させ、ゆくゆくはグループ収益の柱に育てたいとの狙いがあるようです。プロジェクトによっては他社との共同開発をおこなっていくとか。他社にしてみれば、日本郵政グループが保有する立地は魅力的。不動産事業を押し進めたい日本郵政にとっては、民間のノウハウを取り入れたいところ。どちらにとってもメリットが大きいでしょう。




 すでに東京・麻布、五反田、大阪などでの大型プロジェクトが決定しているそう。麻布案件はさっそく森ビルとの共同開発です。また日本郵政としては、大規模な敷地では商業施設を、小規模では住宅や福祉施設への転用を計画しているとのこと。合わせて2兆7000億円規模の敷地を有効に活用していただきたいですね。




 商業施設やオフィス、住宅もある程度は必要ですが、もう一歩進んでより長い目で、日本の将来を見据えた開発を期待したいところ。高齢化と少子化による人口減を見すえ、成長・発展を目指すだけではない開発。例えば、国際競争力アップを目指して技術者を育てる研究機関や、その技術を活かせる研究期間や医療施設など。単なる開発以上のものを手がけてはいかがでしょうか。




 思い起こせばおよそ1年前、日本郵政が野村不動産を買収か?というニュースが話題になりました。こちらは折り合いがつかず白紙となりましたが、ついに自前で不動産会社の設立に至りました。不動産事業への強い思いを持ち続けていたのですね。




 というのもゆうちょ銀行とかんぽ生命が完全民営化すると、残るのは郵便事業のみ。収益の減少が懸念されます。それを見越して、新たな収益源を確保したいとのもくろみがあったようです。日本郵政の長門社長も「期待に背かない成果が出せる」と自信をのぞかせています。




 とにもかくにも、不動産業界にいきなり現れた巨大勢力。組みたい企業も多いことでしょうし、「日本郵政不動産」の動きに注目しましょう。




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