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2018
02.19

気分は地元民 暮らすように滞在できる旅館

Category: ニュース
 
 市ヶ谷経済新聞2018年1月9日の記事『四谷荒木町に外国人向け「旅館」 地元民とつながるローカルな旅を提案』によると、企業の社員寮をリノベーションした宿泊施設「Tadaima Japan 新宿旅館」がオープンしたとのことです。地域活性化やインバウンド事業を手がけるコムブレインズと、インバウンド向けに日本のガイドブックサービスを提供する「ただいまジャパン」によるプロジェクトです。



気分は地元民 暮らすように滞在できる旅館 
(イメージ画像:フリー素材より)



 場所は新宿区荒木町。四谷三丁目駅と曙橋の間に位置します。新宿の中心地からはちょっと遠いですが、新宿御苑からも歩ける距離なので、アクティブな観光客にとっては十分行動範囲内といえるでしょう。このエリアは寺社や迷宮のような路地裏グルメスポットなどが満載。また、すり鉢型の地形の底の部分に位置しているので、味わいある坂道も多いとか。




 買い物やアクティビティには飽き足らない、より「和」の雰囲気を体験したい方にとってはぴったりな街ではないでしょうか。地域の方たちもウェルカムなよう。「Be locals!(ビィ ローカルズ)」のコンセプトの元、街ぐるみで日本の日常生活や文化、食を体験できるような取り組みを進めていくとのことです。




 「新宿旅館」の提灯が掲げられた和モダンな外観から中へ入るとそこは帳場。客室へは土間を通っていく造り。部屋はとてもシンプルで、布団とちゃぶ台と浴衣と、行灯(あんどん)。3畳~4畳半という狭い、もといこじんまりとした空間に、行灯のやさしい光が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。




 お部屋で静かに過ごした後、誰かと会話を楽しみたいのならラウンジへ。24時間利用OKでスタッフや宿泊者同士の交流を楽しめます。あるいは荒木町へ繰り出し地域の方たちが営むお店をはしごすれば、地元気分を味わえるのではないでしょうか。




 先日観光庁より発表された2017年の訪日外国人客数は、前年比19.3%増の2,869万人で過去最高を更新したとのこと。併せて消費額も4兆円を超え、過去最高に。政府は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年には、4,000万人に増やすという目標を掲げています。この勢いを維持しつつ、新たな施策を投入すればあながち達成できない数値ではないのかもしれません。




 大型ホテルの建設や民泊の整備が進んでいますが、「Tadaima Japan 新宿旅館」のようなリノベーション案件も見逃せないところ。活用されていなかった施設に新しい価値を見い出し、さらにはエリア住民も巻き込んで街の活性化へもつながるモデルケースになることを期待します。初めての方でさえ、思わず「ただいま」と言いたくなる、居心地のよい空間がもっと増えていくとよいですね。




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