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2017
12.18

目のつけどころがポイント 高架下の活用事例

Category: ニュース

 東洋経済ONLINE2017年11月6日の記事『JR秋葉原駅の高架下が「異空間すぎる」理由 飲み屋街は古い?趣向凝らす鉄道各社の戦略』にて、高架下の有効活用例が紹介されています。駅ナカや駅周辺の開発が進められている昨今、高架下も負けてはいません。かなりおもしろいことになっているようです。



目のつけどころがポイント 高架下の活用事例
(イメージ画像:フリー素材より)



 まずはちょっぴり残念なニュースから。JR神田駅高架下の飲み屋街「今川小路」が、姿を消しつつあるそうです。東京のど真ん中にありながら、昭和30年代の雰囲気を残していたというこちら。近隣に勤めるサラリーマンが集う場所でしたが、路線の拡大にともなう工事の影響などでお店が撤退していきました。常連だったみなさんは、今では新しい憩いの場にたどり着いているでしょうか?




 一方、高架下の再開発が成功してるケースも増えてきました。例えば秋葉原~御徒町間にある「2k540(ニーケーゴーヨンマル)」。「ものづくりの街」をコンセプトに、アトリエや工房約50店舗が軒を連ねています。この近辺は革製品やジュエリーの問屋街など、クリエイティブな地盤を持ったエリア。その特長を活かしつつ、お客と直にふれあえるようなショップ構成を目指したとのこと。電気街とは全く違った雰囲気を醸し出しています。




 秋葉原といえば電気街とオタクのイメージがインパクト大ですが、2000年代から駅前に高層ビルが建ちはじめ、オフィスビルが進出。ビジネス拠点としても注目されるようになってきました。それまで駅前にあった施設の移転により、広大な土地の有効活用を考えたJRによる大規模開発でした。




 すべての高架下にこのようなビジネスチャンスがあるわけではありませんが、今後は上野~新橋間、高円寺~吉祥寺間などが狙い目だそう。すでに大型商業施設がひしめくエリアですが、どのような施設が誕生するのか非常に楽しみですね!




 他にもおしゃれに生まれ変わったJR阿佐ヶ谷駅下の「ビーンズ阿佐ヶ谷」。アルコールを提供しないことで、周辺の飲める店と差別化し、共存を図っているそうです。また南海電鉄なんば~今宮戎間の「なんばEKIKAN」は、家具、DIY、自転車、スキューバなどアクティブな趣味に応える店舗をそろえて人気だとか。さらには医療施設も登場。西武池袋線の富士見台~練馬高野台間の医療モール「練馬高野台メディカルゲート」は、順天堂大学付属病院との役割分担が可能ということでこの立地が選ばれました。




 高架下といえば飲み屋、は確かにもう古いのかもしれません。しかし有楽町や上野の高架下の活気や雑然とした雰囲気も捨てがたいもの。肩肘張らずに楽しめる、古き良き飲み屋街の行く末に思いを馳せてしまいます。とはいえ新しい施設に生まれ変わることは、幅広い層を取り込みながら地域の活性化へとつながることでしょう。




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