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2017
11.27

時代の流れが顕著に TSUTAYAの閉店

Category: ニュース
 
 ASCII.jp2017年10月16日の記事「TSUTAYAが最近やたら閉店している件について」にて、TSUTAYAに関する興味深い考察が紹介されています。ネット経由の配信サービスが台頭し、CDやDVDソフトの販売・レンタル業界は厳しい状況にあります。ソフトを取り扱うショップの動向に詳しいO.D.Aさんの調査力に驚きつつ、その状況を見ていきましょう。




時代の流れが顕著に TSUTAYAの閉店 
(イメージ画像:フリー素材より)



 ここ3ヶ月のTSUTAYAの閉店数は、7月が7件、8月が10件、9月が12件とのこと。6月までが多くても月に5件ほどだったそうなので、やはり閉店のペースがアップしています。ただ単に売り上げの低い店舗を整理する、というよりは戦略的な意図があるとの見方です。




 そこで脳裏をよぎるのが、TSUTAYAを運営するカルチャー・コンビニエンス・クラブ(CCC)の他の事業。ライフスタイル提案型の蔦屋書店、自治体と協力した図書館の運営など、いずれもひたすら店舗を拡大するのではなく、じっくり腰を据えて取り組んでいる模様。




 全国津々浦々に張り巡らされたご近所のTSUTAYAから、編集・提案型の形態にシフトしていく…という姿勢が表れているのかもしれません。例えばカッコいいものしかない蔦屋家電は、独自の観点でチョイスした品ぞろえで感度の高い人たちを呼び寄せていますね。




 ユーザがリアル店舗からより手軽な配信へと移っていくのは致し方ない流れでしょう。あらゆる場面で「シェア」の意識が高くなってきていることも無関係ではなく、所有欲・物欲が薄くなってきているのかもしれません。これから生まれる消費者はすべてデジタルネイティブですし、音楽も映像も「データ」という感覚は、ますます高まっていくでしょう。




 本や雑誌が売れない、活字離れだと言われながらも新聞や小説、エッセイなどがなくなったわけではありません。文章は生まれ続けています。もちろん音楽も映像も。今までとはアクセス方法が変わるだけで、やっぱりほしいものはほしいと思うのが人間というもの。ただ、消費のスピードはかなり早まってはいますが。




 市場が成熟していくと、新しいテクノロジーが生まれ、発展し、進化していくもの。また、時代の人々のニーズは絶えず移ろい、常にビジネスとしての工夫が必要です。そんな中、新たなカタチでカルチャーを発信する企業へシフトしつつあるTSUTAYA。今後はこれまでに培ったブランド力を活かして、次なるステップへと羽ばたいていくのではないでしょうか。




 TSUTAYAがなくなって寂しいかもしれませんが、その跡地にどんなお店が入るのか、ポジティブに考えてみてはいかがでしょうか?




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