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2017
10.26

百貨店サバイバル2017

Category: ニュース
 
 毎日新聞2017年9月14日の記事「百貨店 不動産強化・売り場拡大…生き残り策の違い鮮明に」にて、各百貨店グループの戦略が取り上げられています。アパレルを始めとした専門店の台頭により、「百貨店」業態が時代に合わなくなってきたという話も耳にします。そんな今を生き抜くための、それぞれの今後の取り組みとは?




百貨店サバイバル2017 
(イメージ画像:フリー素材より)



◆J・フロントリテイリング~脱百貨店

 4月にオープンしたGINZA SIXが好調なJフロント。百貨店と言うよりは大規模でハイセンスなセレクトショップといった雰囲気です。観光バスの乗降所やツーリストセンターを備え、海外からの観光客もばっちりおもてなしします。

 上層階はオフィスフロアとしたことで賃料収入を確保できるため、安定した経営が見込めることでしょう。11月にオープンする「上野フロンティアタワー」も同様の方向性でさらにエンタメ要素を盛り込んだ模様。こちらは後日改めてピックアップします。




◆三越伊勢丹~百貨店本業の再構築

 販売員の専門知識を活かし、ブランドの垣根を超えた提案をしていくとのこと。いわゆる自主編集です。また、ISETAN MIRRORなどの小型店の出店を推し進めています。ブランド力を活かしつつ、短いスパンでの出店が可能なこの業態。まもなく16店舗目が誕生するとのことです。

 一方リストラや店舗閉鎖も同時進行しており、最近では伊勢丹松戸店の閉鎖が発表されたばかり。春に社長が突然退任した影響がこれからどう出てくるか、なども気になるところではあります。




◆高島屋~不動産事業と自主編集の2段構え

 現在日本橋本店となりの新館を立て替え中の高島屋。「新・都市型ショッピングセンター」として専門店が入居し、2019年開業予定です。重要文化財である本館とのコントラストが楽しめることでしょう。

 また新宿と横浜の店舗で婦人用スーツの自主編集売り場を新設し、既存ブランドだけでなく共同開発商品も提案していくとのことです。




 こうして見てみると、現時点ではJフロントに勢いを感じます。やはり銀座の松坂屋がGINZA SIXに生まれ変わったことが大きいのではないでしょうか。東京エリアではどこかあか抜けないイメージがありましたが(名古屋の方、申し訳ありません)、一気に巻き返してきた感があります。「百貨店にこだわらず新たな息吹をふきこみたい」というスローガンのもと、これからの展開に期待しましょう。




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