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2017
10.02

ホテルに続け 旅館改革のとき

Category: ニュース

 時事ドットコムニュース2017年8月16日の記事『旅館業界「泊食分離」導入を=長期滞在客対応、モデル地区指定へ-観光庁』によると、旅館の料金体系をよりフレキシブルに変更していく方針が明らかになったとのことです。泊食分離、つまり部屋と食事の料金を別建てにして、日本ならではの旅館の良さと周辺の街も両方楽しんでもらおうという作戦です。




ホテルに続け 旅館改革のとき 
(イメージ画像:フリー素材より)



 長期滞在の外国人旅行客を意識した流れで、さらには旅館業界を活性化し、稼働率を上げたいとの狙いも。2016年の統計によると、ホテルの稼働率は70%以上なのに比べ、旅館は40%弱なのだとか。2017年もインバウンドは増え続け、ホテル不足とのニュースをよく耳にします。ホテルに比べると旅館に関するニュースは少ないような気がしますが…なぜでしょう。ラグジュアリーにカプセル、リノベーションなど、ホテル周辺の方が何かと動きがあるからでしょうか。




 さて泊食分離ですが、どうやら10年以上前からからこういった提案はあったようです。当時はここまで海外からの旅行客が増えるとは予想できなかったでしょう。もちろんオリンピックの開催も決まっていませんでした。記事によると、「1泊2食付き」が稼働率低下の原因になっているとのこと。リピーターの増加やモノ消費からコト消費への移行など観光スタイルが多様化し、旅館の「1泊2食付き」システムが敬遠されがち、との分析です。




 ところで旅館の朝ごはんって、至福の時間だと思いませんか?焼き魚、だし巻き卵、お味噌汁、お漬け物、その土地ならではのおかずなどなど。派手なものはないけれど、丁寧に作られた品々がいろいろ楽しめて、しかもお部屋に運んできてくれるなんて、最高ですね!朝からほっこり幸せな気分になれます。




 「泊食分離」のポイントは晩ごはんだと思います。旅館ならではのフルコースの晩ごはんももちろん魅力的ですが、街なかの食事処や飲み屋も気になるところ。旅行で来たからには、できるだけその街を味わい尽くしたくなるものです。




 オペレーション的には大変かもしれませんが、「1泊2食付き」も「1泊朝食付き」も「素泊まり」も、バリエーションが増えることは泊まる立場からすれば大歓迎。ロケーション的にも、歴史や文化をより身近に感じられる場所にある旅館。より多くの人々にアピールする手段となるのではないでしょうか。。




 東京オリンピック・パラリンピックを控えた今は、変革のチャンス!良い部分は残しつつ時代のニーズに応えていければ、日本人客も外国人客もますます泊まりたくなる場所になることでしょう。




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