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2017
08.24

日本では博物館、シンガポールではギャラリー

Category: ニュース
 
 東洋経済ONLINE2017年7月23日の記事「シンガポールで輝く日本発の異色ラーメン店」にて、ユニークなラーメン店「Ramen Gallery TAKUMEN(宅麺)」が紹介されています。ラーメン人気はもはや世界的なものになっており、シンガポールでも200店舗以上がひしめいているとのこと。その中でも異彩を放つその戦略とは?




日本では博物館、シンガポールではギャラリー 
(イメージ画像:フリー素材より)




 「Ramen Gallery TAKUMEN」は味も地元もさまざまな8店の味が楽しめる、まさにセレクトショップ型のラーメン店。運営するグルメイノベーションは、日本全国100軒以上のラーメンとつけ麺のお取り寄せサイト「宅麺.com」を運営する企業。味の決め手のスープにこだわり、お店のレシピを再現。ストレートタイプにすることで、実際に提供されるラーメンを家庭でも楽しめるということで人気のネット通販サービスです。今年からは同じサービスをシンガポールでもスタートさせています。




 この「宅麺.com」で培った各店舗との信頼関係が「Ramen Gallery TAKUMEN」へとつながっているそう。スタッフを店舗に派遣し修業を積み、正確なレシピを作成。シンガポールでその味を再現し、店主が最終チェックをして作り上げたそうです。




 さらに8店舗分の材料を仕込むために工場を借り、スープは冷凍、麺は日本から持ち込んだ製麺機で打ち毎日運んでいるとのこと。ここにもネット通販でのノウハウが活かされています。店内調理のオペレーションがシンプルになり、スープの鮮度も保たれ、お客は現地の味をそのまま楽しめる。一石二鳥、三鳥なこのシステム、ネット通販発信ということも併せて、とても今どきな運営方法かもしれません。




 「らーめんけいすけ 豚骨王」「博多一幸舎」「一風堂」など、海外進出している店舗も増えていますが、やはり個人店から始まることの多いラーメン店にとって、海外はハードルが高いもの。面倒な手続きや利益確保などの面でも「Ramen Gallery TAKUMEN」方式は、メリットがあると言えそうです。




 中華系の方が多いシンガポールでも、日本のラーメンがこれほどまでに人気なんですね。欧米でも受け入れられているそうなので、いろんなUMAMI(うまみ)が凝縮されたラーメンは世界中の人々の食欲を刺激する一品になりつつあるのではないでしょうか。




 個人的にはインドカレーのようなポジションになっていくとおもしろいなと思います。さまざまな味のバリエーションがあり、それぞれに個性があり毎日でも食べられる…というような存在。その日が来ることを期待しつつ、まずは進化し続ける日本のラーメンを楽しむとしましょう。




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