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2017
06.29

満を持して誕生のMUJI HOTELは深センで

Category: ニュース

 BUSINESS INSIDER JAPAN2017年4月27日の記事『初の「MUJI HOTEL」はなぜ中国だったのか-今年後半に深センでオープン』によると、無印良品を運営する良品計画がMUJIブランドのホテルを中国・深センで開業するとのことです。

 国内では「無印良品の家」やURとのコラボ・団地リノベーションプロジェクトなど住まいのプロデュースを展開していますが、ホテル事業は初。それが日本ではなく中国から、という点が少し複雑な心境ですが、そこはビジネスの世界。そこに至る経緯を見ていきましょう。



満を持して誕生のMUJI HOTELは深センで 
(深セン市 福田区の高層ビル群)



 一番の理由はビジネスパートナーとなる地元のディベロッパー・深業集団との出会いが大きかったとのこと。「MUJI HOTEL SHENZHEN(中国名:無印良品酒店 深セン)は、深業集団が運営する複合商業施設「深業上城」に入居します。共に協力し、新しい試みへ取り組むようです。




 次に、深センというロケーションもポイント。中国最初の経済特区となり成長を続けています。中国の有力テクノロジー系企業が集まり今では「アジアのシリコンバレー」と呼ばれているとか。以前は安価な労働力から「世界の工場」といった位置づけでしたが、IoTなど最先端の技術開発力を持った新興企業が台頭しており、活気があるエリアになっています。このような思い切った戦略は、日本も学ぶべき点が多いと思います。




 そしてもちろん、中国という巨大なマーケットの消費者たちを取り込むという目的が大きいでしょう。日本で成功した企業は世界進出を目指す場合、まずアジア、特に中国をターゲットにするのはもはや当然の流れと言えます。




 2005年に無印良品の中国1号店がオープンし、2013年には100店舗に。さらに出店スピードは加速し、2016年末には200店舗にまで達したとのこと。無印良品の人気ぶりがうかがえます。全体的に中国人の所得がアップしたことに加えて、日本ブランドへの信頼感もあり、若者を中心に受け入れられているようです。これまでに多くの日本企業が中国へ進出していますが、かなりの成功事例となっています。




 さて、開業が待ち遠しい「MUJI HOTEL SHENSHEN」は、「ゴージャスでもチープでもない」がコンセプト。家具や雑貨は無印良品の商品を使用し、肩肘張らずにシンプルで居心地の良いステイが楽しめることでしょう。さらに無印良品の旗艦店やMUJI BOOKS、Cafe&Meal MUJIも同居予定ということで、MUJIの世界観を満喫できるスペースになりそう。ますます中国人のファンが増えるのではないでしょうか!


 
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