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2017
05.29

大阪のおもしろいおもてなし場所、みやぐりん

Category: ニュース
 
 星野リゾート2017年3月9日発表の記事「大阪市新今宮駅前の都市観光ホテルの開発計画について」によると、大阪市が新今宮駅周辺の開発事業者として星野リゾートの計画を採用しました。



大阪のおもしろいおもてなし場所、みやぐりん 
(イメージ画像:フリー素材より)



 提出された計画では、駅から広がる豊かな緑の広場とそこに隣接するホテルの景色に対し、ホームから降り立った観光客が「なんやおもしろそうやん」と思わずつぶやくことを狙ったものとのことで「おもしろいおもてなし」で新今宮の未来をつくります、とあります。




 特長である緑の広場は「みやぐりん(今宮の「みや」と緑のグリーンの「ぐりん」)」と命名され、隣接のホテル2Fと一体化された緑の丘が広がり、生演奏やピクニックを楽しめるエリアとなります。都会の中にあっても大らかで心地よい空間を感じさせ、緑が少ないといわれる大阪でもここ新今宮では季節の移ろいを感じ、癒されることができますね。




 ホテルの高層部壁面はプロジェクションマッピングができるデザインである他、みやぐりんではイルミネーションや花の広場など季節ごとにのイベントも計画予定です。まち全体が楽しめるよう地域のコミュニティーも巻き込むことも考えられているのです。もちろんこういったイベントはホテル滞在者にとっても楽しみなものになります。




 大都会にありがちな問題を解決するための工夫も下記のように多くみられ、新今宮の周辺環境を強く意識し、配慮していることが読み取れます。

・高木の列植整備でビル風を軽減
・散水スプリンクラーやドライミストで歩行空間を快適に
・「みやぐりん」でヒートアイランド現象の抑制
・ホテル高層部の壁面緑化と水平小庇で日射抑制と反射への配慮
・プラットホームと距離をとり、鉄道利用者への圧迫感を低減
・駐車場スペースを利用しての備蓄倉庫を災害利用
・発電と排熱利用で災害時の電源確保




 既存の繁華街、宿泊地である梅田や難波との違いもはっきりと意識されています。星野リゾート開発のこのホテルは、もともとあるシティホテルやビジネスホテルとは違い、観光客が大阪らしさを感じられるおもてなし、がコンセプトなのです。その結果、周辺に新世界、通天閣、天王寺動物園、あべのハルカスなど大阪らしさあふれる観光地があることとオフィスや商業施設の需要が少ないという新今宮の特長を生かした魅力を引き出すものとなっています。




 この新今宮の開発計画には、外国人観光客の増加のすさまじさに地域住民から不満の声が上がっていることへの配慮が感じられます。さすが星野リゾートといったところでしょうか。「観光客が増えすぎて動きにくくなったわ」から「観光客のおかげでこんないい広場ができて、いっしょに楽しめるとこが大阪らしくていいやん」と変化する様が見えるようです。




 大阪を訪れる外国人観光客にとっても、新今宮のみやぐりんはオープンで親しみやすい大阪人のよさを感じてもらう場所となり、日本のイメージが清潔、正確、システマティックに加えて「おもろい」が加わるきっかけになるかもしれません。観光ガイドブックに「みやぐりん」として紹介されることもイメージできますね。ホテルのオープンは2022年3月予定です。




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