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2017
05.11

開いてつないで 浅草橋のゲストハウス

Category: ニュース
 
 浅草経済新聞3月14日の記事「浅草橋に空き家を活用するゲストハウス 地域とゲストをつなぐ拠点目指す」にて、4月オープンのゲストハウスが紹介されています。築47年の物件をリノベーションしたこの「Litte Japan」。空き家の有効活用という取り組みに加えて、宿泊客と地域住民と交流を図りつつ、街づくりにつながるゲストハウスを目指すとのことです。




開いてつないで 浅草橋のゲストハウス 
(イメージ画像:フリー素材より)



 宿泊スペースは2階から4階で、ベッド数は34。2人部屋と10人部屋、6人部屋があり、グループで一部屋を使用することも可能です。宿泊客以外も利用できるカフェバー兼ラウンジを1階に設け、定食やフェアトレードコーヒー、自家製のアルコールなど工夫を凝らしたメニューを提供します。




 こじんまりとした施設ながら、海外からの旅行者とカフェバーを訪れた日本人客との国際交流を想定しているとのこと。英語に自信がない方でもスタッフが仲介してコミュニケーションの手助けをしてくれるそうです。心強いですね!




 代表の柚木理雄氏は農林水産省に勤めた後、今年1月に退職し、2月には株式会社「Litte Japan」を創業した気鋭の人。海外での経験や地域活動などの体験を経て、問題解決のためにはチャレンジが必要と決意し、今回のゲストハウスを立ち上げるに至ったとか。地域の資源と外国人旅行者を結びつけ、さらには新しい産業を作っていくというビジョンがあるのだそう。




 具体的には…前述した空き家の有効活用と人々の交流をうながすこと。もう1つは、外国人が日本の何に魅力を感じているのかを聞き取り、その意見を活かして地域と連携・発信していくこと。まだ手探り状態だそうですが、その心意気は思わず応援したくなります。




 また1階にデザイン事務所「マチナカ製図室」が入居しているのも「Litte Japan」の方向性を表しているといえるでしょう。建築系の学生とOBが立ち上げ、パソコンでの製図がメインの大学からマチのナカへ飛び出したという「マチナカ製図室」。小粒ながらぴりりとしたリノベーションプロジェクトを手がけてきた集団です。

 彼らが浅草橋エリアに住む人・勤める人・訪れる人たちの意見を吸い上げて、新たな街づくりに活かすというサイクルが生まれてくることでしょう。




 直近の課題である宿泊施設不足の解消も重要ですが、その先を見据えて手を打っていくことも大事なこと。訪日外国人は増え続けていて「JAPANのCOOLなカルチャーが人気らしいね」といったイメージがありますが、その理由をきちんと把握して今後に活かしていくことが必要だと、改めて感じさせられるニュースです。




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