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2017
04.13

国際交流シェアハウスは空き家対策になり得る?

Category: ニュース
 
 ボーダレスジャパンのサイトによると、2017年3月から京都市北区上賀茂に「国際交流シェアハウス」がオープンします。一軒家まるごとシェアハウスとして貸し出すことは以前からされていましたが、ここは20人が入居できる大型の国際交流ハウスです。こういったシェアハウスは今後さらに増えていくのでしょうか。



国際交流シェアハウスは空き家対策になり得る? 
(イメージ画像:フリー素材より)



 シェアハウスとは、いわゆるひとつ屋根の下で他人どうしが共に住むことです。一軒家の中で各自の部屋が確保されながらも、広いリビングなどを含めた生活スペースは広く、のびのびと暮らせます。こういった形を海外で経験した人も多いでしょうし、日本のワンルームの狭さに窮屈さを感じる外国人には最適な形ともいえます。




 言葉の問題、習慣の違いによるトラブルを心配して、外国人というだけで入居を断る大家がかつては多く、今もないとはいえません。しかし空き家率が上がるにつれ、誰でもいいから貸したいという声は増えていると思われます。




 いっときの中国人の爆買いブームは去り、日本文化や産業へと興味が移っています。日本の専門学校や大学には、本国で大学を卒業後または社会人としての経験を積んだ後、明確な目標を持って来日した優秀な学生が在籍しています。




 留学生が生活の場で日本社会に入り込めないまま「おもしろくない」と帰国するケースを数多く耳にしました。日本人独特の気遣いが過ぎた遠慮が、オープンでない空気を作り出していたからでしょう。しかしその気遣いが今は「おもてなし」と表現され、日本人もその気遣いを含めた日本人の姿を積極的に表現しようという自信が出てきました。




 アジア圏からの留学生の増加により、欧米一辺倒であった時代にはできなかった多国籍コミュニティーが実現できつつあります。欧米と日本という二つのグループだけでない多様な文化の共有が可能になったのです。 ボーダレスジャパンのシェアハウスでも、現地人と外国人の比率が半数づつになるように調整され、かつ欧米圏とアジア圏比率も考えられています。




 ボーダレスハウスでは家賃保証をして物件を借上げているので金銭面での心配がないうえに、入居者と大家の間に立つスタッフがいます。スタッフ募集のページによると、入居者の細かい相談にのり起こり得るトラブルを未然に防ぐ工夫がされています。またリアルなマーケティングや入居者向け新規サービス企画も行うので、継続的に経営していける相談先となり得ます。




 空き家の増加が問題になっていますが、日本人だけに限らず広く考えれば、活用方法はまだまだ掘り起こせる可能性があります。双方にとってメリットがあり、かつ世界をボーダレスにするこういった取組みが、今後さらに伸び、広がることを期待したいものです。




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