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2016
11.28

釜石とAirbnbががっちりスクラム

Category: ニュース

 日本経済新聞2016年10月20日の記事「Airbnb、釜石市と民泊連携 自治体と国内初」にて、民泊にまつわる新しい取り組みが紹介されています。アメリカの民泊大手・Airbnb(エアビーアンドビー)と日本の自治体が提携するのは初めてとのこと。この度、岩手県釜石市と観光促進に関する覚書を締結しました。




釜石とAirbnbががっちりスクラム 
(イメージ画像)



 釜石市といえば、新日鉄釜石時代からラグビーで有名な街。現在は釜石シーウェイブスとして活動しています。そしてなにより大きいのは、2019年に開催されるラグビーワールドカップ。釜石市も会場の1つとして予定されているため、観客を受け入れるべくAirbnbと協力することになったそうです。




 国内の宿泊施設数の不足が取りざたされていますが、釜石市や周辺も決して多くなく、現時点ではスタジアムの収容人数1万6000人分に満たないそうです。そこで民泊。Airbnbの利用は伸び続け、2015年は約138万人の訪日客が利用しました。宿泊客のマナーが悪いなどネガティブなイメージもありますが、法改正で規制緩和が進むと今後もその数は増えていくことでしょう。




 そこで釜石市がまず手を打ったのが、今ある施設を利用する民泊制度。いわゆる「農家民泊」(農林漁業体験民宿)制度を既に活用しており、約20軒の農家がAirbnbに登録されるとのことです。2019年までに法改正があれば、さらに紹介数が増えることも期待できそうです。




 三陸地方の復興の加速になるであろうラグビーワールドカップ。建設予定のスタジアムは仮称ですが「釜石鵜住居復興スタジアム」となっています。ラグビーなどのスポーツ大会はもちろん、地域コミュニティ・県民の健康を促進する施設や、音楽・芸術・国際交流イベントの開催、震災の記憶と防災の知恵を体感できる施設など、ワールドカップ後を見据え、レガシーとして続いていく施設が計画されているとのことです。




 農家民泊で一気に宿泊受け入れ数の改善とはいかないかもしれませんが、大きなホテルを建設するよりも釜石にとっては良いことだと思います。訪れる人が地域の人々と交流し、震災と復興をより身近に感じる事ができるのではないでしょうか。さまざまな悩みを抱える地方都市にとっても注目です。




 2015年のワールドカップで驚きと感動を巻き起こした日本代表チーム。2019年は自国開催で否が応でも期待が高まりますが、その勢いを地域の観光促進にもつなげていきたいところですね。


 
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