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2016
11.14

押忍!油津応援団

Category: ニュース
 
 YOMIURI ONLINE2016年10月8日の記事『「シャッター商店街」再生、全国から視察相次ぐ』にて、商店街に人を呼び戻すことに成功した事例が紹介されています。以前はほぼ半数が空き店舗や空き地だった宮崎県日南市の油津商店街。今では新しい店舗が次々と進出し、地域再生への道を歩んでいるとか。同じ悩みを抱える自治体にとってはぜひともその手がかりを知りたいところでしょう。




押忍!油津応援団 
(イメージ画像)




 地域コンサルタントの木藤亮太氏が着任したのは2013年7月。日南市の中心市街地活性化事業の公募「活性化請負人」として選ばれました。市民がくつろげる交流場所やユニークなイベントを開催したりと、「商店街に行けば何か(おもしろいことが)ある」という期待感を創り出してきました。そんなポジティブな雰囲気によってさまざまな店舗がオープンし、活気が戻ってきたそうです。




 再生プロジェクトの第1弾は街の喫茶店をリノベーションしたABURATSU COFFEE。いまや老若男女が集うカフェは、どんな街に欠かせない存在のようですね。この喫茶店を運営するのが株式会社「油津応援団」。新しく出店する店舗の出資・開設・運営まで一貫してサポートする、まさに街の応援団です。プロのコンサルタントのノウハウも欠かせませんが、住民自らが意識を変え、自発的に動くことが何よりも成功の秘訣ではないでしょうか。




 その後オープンした多世代交流モールも地元住民目線の素敵な施設。市民のためのスクールやスタジオ、フリースペースがある「油津Yotten」、おしゃれなコンテナショップが集まる「ABURATSU GARDEN」、宮崎出身者がオーナーの「あぶらつ食堂」で構成されており、さまざまな世代が集まる空間になっています。




 また油津商店街のすぐ近くには、広島カープが50年以上キャンプ地として使用している球場があるとのこと。その縁で「油津カープ館」も併設されています。今年は25年ぶりにリーグ優勝しましたし、良いタイミングでしたね。おめでとうございます。




 さらには商店街そのもののテコ入れはもちろん、IT企業やNPO法人、市役所職員たちとの連携や、地方講演で市の魅力をアピールするなど、外への発信も功を奏したのでしょう。なお木藤氏の任期は2017年3月までとのこと。ノルマである「新規20店舗の誘致」まであと少しだそうです。




ただしここがゴールではなくスタートライン。これからもつい行きたくなる魅力的な商店街として、住民の方たちが作り上げていくことが理想だと思います。




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