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2016
06.20

国内初の2x4木造5階建老人ホーム完成

Category: ニュース
 
 5月25日付の日本経済新聞プレスリリース『三井ホーム、東京・足立にツーバイフォー工法の5階建て特別養護老人ホームが完成』によると、三井ホームは2X4工法による国内最大級の建築物が足立区に完成することを発表しました。この建物は社会福祉法人・聖風会により特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」として、活用されていくことになります。





国内初の2x4木造5階建老人ホーム完成、三井ホーム 
(イメージ画像)




 従来木造建築物は防火などの観点から、2階以上の高層化に対して厳しい規制が敷かれていました。この規制が緩和され、都市部の防火地域でも部材に制限はあるものの、1時間の耐火認定をクリアすれば建築が可能となりました。国産木材のより一層の普及を目指すと共に、環境に優しい再生可能資源の利用を促進したいという意志の現れでもあるでしょう。

 この規制緩和によって在来工法における柱や梁などの耐震・耐火性能といった技術革新も進んでいますが、今回2x4工法による国内最大級の建築物が完成することになります。




 今回建築物に取り入れられたのは地震などによる水平方向からの圧力に対して強度を高めた、高強度耐力壁(ミッドプライウォールシステム)と補強に用いるオリジナル金具(タイダウンシステム)で、カナダのフォリンテック社とブリティッシュコロンビア大学によって考案された最新技術です。




 この技術の導入によりより高い耐震性能と自由な空間設計が可能になります。また個室ユニット組み立て工法により工費を抑え、コストパフォーマンス面でも優れたものになっています。尚、この取り組みは国土交通省の平成26年度木造建築技術先導事業として採択されています(木材を用いた大規模な建築物の技術革新と普及、持続可能な再生可能資源の使用促進を目的とし、モデル事業を選定して一部補助を行います)。




 三井ホーム株式会社は木材を用いた商業施設などを展開する「witn wood」を成長戦略の1つとして位置づけており、環境や人間に優しい木造建築物の利用と中高層木造建築の商業施設展開にとどまらず、福祉や文教施設への拡大も視野に事業を推進していくとしています。




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