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2016
06.09

イオン、オーガニックSM展開へ「ビオセボン・ジャポン」設立

Category: ニュース
 
 2016年5月16日付の日経プレスリリース『イオン、オーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon」を展開する「ビオセボン・ジャポン」を設立』によると、イオン株式会社はブリュッセルに本社を置くMarne & Finance Europe社と合弁会社の設立に合意、日本初となるオーガニック小型スーパーマーケット事業を展開していくと発表しました。

 同社はブリュッセルに本社を持ち、フランスを始めとする欧州においてオーガニックSM事業を展開するビオセボン社を傘下に抱えています。イオン株式会社はMarne & Finance Europe社と「ビオセボン・ジャポン」を設立、国内初となる小型SM事業を展開していくことになります。出資比率は50%。





イオン、オーガニックSM展開へ「ビオセボン・ジャポン」設立 
(イメージ画像)




 近年健康志向の高まりと共に食の安全や、安全安心な食の持続可能性に対する関心が高まっています。オーガニック市場も年率15%の伸びを示しており、世界的な規模で市場が拡大してきています。フランスはアメリカ、ドイツに続く市場規模を誇り年間売上は5,700億円超、政府自らが「Ambition Bio 2017」を掲げてオーガニック市場の推進を図っています。2017年までにオーガニック農地を2倍に、社員食堂などへの同食品導入20%など、具体的な目標を掲げて国を挙げた取り組みを見せています。




 対して日本はと言えば年間売上は1,400億円超、世界第7位と、成長の余地が大きいことを示しています。日本は2020年に東京五輪を予定していますが、五輪を期に破壊される環境批判の高まりを受けて五輪組織委員会では「環境への配慮」や「安全な環境の持続可能性」を掲げており、ロンドンやリオデジャネイロ五輪でもこの理念を踏襲していることから、東京五輪においても同様に引き継がれるとしています。




 国内のオーガニック市場の規模は小さく、小規模な農家が特定顧客のために生産しているというのが現状です。議員立法でオーガニック農家への支援が義務付けられましたが、栽培面積で比較してもイギリスの50分の1、ブラジルの70分の1にとどまっています。




 ビオセボン社はパリを中心に90店舗を展開、ミラノやマドリッドへの出店も計画しています。「食の安全安心と、日常使いが可能な価格」を武器に各地で出店を加速しており、今回の合弁事業が日本におけるオーガニック農産物の販路拡大、市場拡大につながる可能性を秘めています。イオン株式会社は日本初となるオーガニック認証商品も販売しており、両社の実績とノウハウによって更なる市場規模の拡大と、健康&ウェルネス分野での貢献を目指すとしています。




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