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2016
05.16

8坪に日本が凝縮されたセレクトショップ

Category: ニュース
 
 WWD JAPAN2016年4月4日の記事『重松理UA名誉会長が目指す「真正・和のディズニーランド」構想とは?』によると、ユナイテッドアローズ創業者の重松理・名誉会長のプロデュースによる衣料品と雑貨の専門店「順理庵(じゅんりあん)」が銀座にオープンするとのことです。




8坪に日本が凝縮されたセレクトショップ 
(イメージ画像)





 店名から想像できるように、純和風のたたずまい。貴重な木材を多用した数寄屋造りです。商品はメンズとウィメンズのジャケットやワンピースを取り揃えています。素材は手織生地や結城織や米沢織など、日本の伝統技術が感じられるものを使用。洋服も着物も取り扱い、オーダーメイドも可能です。縫製は日本国内の工場によるもので、さすがのこだわりとなっています。




 パートナーたちも重松氏の広い人脈を生かした その筋の一流の方たちです。京都の帯匠「誉田屋源兵衛」十代目山口源兵衛氏とは、日本古来の手織り技術を継承すべく檸檬草プロジェクトを共同で立ち上げた仲だそう。もちろん順理庵でも同プロジェクトで生産した生地を使った商品を提供します。




 また京都の銘木商・泰山堂の村尾泰助氏が総合監修と雑貨のプロデュースを担当し、順理庵の世界観を表現。男物と女物、和装と洋装、伝統的なものとモダンな感覚が素敵に混ざりあった空間を演出しています。




 広く浅くではなく深く狭くターゲットを絞り、絶対的な価値観を追及していきたいという重松氏。決して安くはありませんが、気に入った方はとことんほれ込むような商品だと思います。今後は、日本古来の伝統や良いものを伝えること注力していく意向とのこと。

 順理庵は手始めかもしれません。2018年春には、京都・鷹峯に『洛遊居』という文化施設を開設するのだそうです。「ギャラリー兼多目的空間会館」「数寄屋造りの茶室」「総檜作りの能舞台」「楼閣の書院」が予定されており、こちらも非常に興味深いところです。




 鷹峯といえば、昨年誕生から400年で話題となった琳派発祥の地。プロデューサー的存在だった本阿弥光悦が、徳川家康から鷹峯の地を拝領したのが1615年だったことに由来しています。現代のプロデューサー・重松氏が光悦と重なって見えてきますね。ご本人も意識されているのではないでしょうか。




 「真正・和のディズニーランド」を目指されるとのことですが、そのセンスと感度で、もうちょっと粋な言い回しを期待したいところです!




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