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2016
02.15

アイデアとセンスで挑戦し続ける広島三越

Category: ニュース
 
 繊研plus2016年1月1日の記事「百貨店の教科書を破る広島三越の挑戦」にて、同店の取り組みが紹介されています。大都市の商業施設開発が注目されることが多い昨今、売り場面積わずか1万6000平方メートルの地方百貨店が見せる柔軟な発想が興味深いものになっています。




アイデアとセンスで挑戦し続ける広島三越 
(イメージ画像)




 消費回復の恩恵が時間差でやってくる地方都市。訪日外国人が増加しているものの、まずはメジャーな観光地に足が向いてしまうのは否めません。大手アパレルが店舗の整理を進める傾向もあり、苦戦を強いられる地方百貨店も多いことでしょう。そんな中、広島三越は独自の企画力で奮闘しています。




 教科書破りと言われるその手法のキーワードは「大人」と「イベント」。




 百貨店の顔である1階の出入り口には、常道の服飾雑貨ではなくワインショップを配置。ストアコンセプトが「上質感溢れる、大人のためのファッションと暮らしのスペシャリティストア」というだけあって、ワインを嗜む成熟した大人を出迎えます。また商品ジャンル別ではなく、ライフスタイル編集の観点から売り場を構成することにいち早く取り組んできたことも、意欲とセンスを感じます。




 もう一つの特徴が、イベントの多さ。大小合わせて28カ所のイベントスペースを設けており、8人のイベント専任部隊がさまざまな企画を打ち出しているとのことです。中には日本橋店に次ぐ売り上げのイベントもあるとか。常に何かしら新しい出会いが待っている、つい行きたくなるお店になっているのではないでしょうか。




 そんな広島三越が2016年に仕掛けるのが、地下食品フロアの大改装。3月を予定しています。さらにその効果を検証し、婦人服フロアの再構築に活かすとのこと。食品売り場のノウハウを婦人服に展開する…ちょっと想像がつかないのですが、さまざまなアイデアを生み出してきた実績もあることですし、ユニークなアプローチを展開されることでしょう。




 1997年からの改装で、月坪売上高が全国で20番台に食い込んだこともあったという広島三越。そこで「よくぞここまで来た!」と満足せず、より良い店舗を目指す姿勢に好感が持てます。残念ながら訪れたことはないのですが、遠くから応援したいと思います!




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