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2016
02.04

さよならではなくまた会いましょう マックの閉店

Category: ニュース
 
 ビジネスジャーナル2015年12月17日の記事「マック、31カ月連続客数減の惨状 実質値上げ、閉店加速で本格的縮小開始」にて、ケンタッキー・フライド・チキンとマクドナルドの厳しい状況が取り上げられています。




さよならではなくまた会いましょう マックの閉店
(イメージ画像)




 まずはケンタッキーを運営する日本KFCホールディングス(HD)について。11月、三菱商事が保有する株式689万株の売却を決め、約150億円の利益を見込んでいるとのことです。。ピザハットの収益悪化が理由のようですが、好調な伊藤忠商事に総合商社利益首位の座を奪われまいとする狙いがあるとの見方もあるようです。




 さらに深刻なのがが日本マクドナルドHD。中国工場鶏肉事件や異物混入の後、なかなか経営の立て直しがうまくいっていません。売上高、客数共に31カ月連続で前年割れと、客離れが進んでいます。そこで不採算店舗の整理を進め、1~9月までが8店だったのに対し、10月は20店以上、11月は30店以上というように閉鎖が加速しています。ドナルドが背中で「see you」と語るポスターが切ないと話題になりました。




 そこを見逃さないのが同業他社のライバルたち。さっそくマックが閉店した跡地を狙っています。すでにバーガーキングやファーストキッチンが出店し始めています。さらにドトールや他のカフェチェーンなども検討段階だとか。そう、「居抜き」です。




 椅子や壁、空調、什器など、利用できるものはなるべく再利用。すべてそのままというわけには行きませんが、それでもコスト的にはかなり抑えられるとのことです(半分とも3割とも)。元々マックがあったということは、立地的には悪くはないはず。商圏人口や人の流れなど、マーケティング調査済とも言えます。その点をメリットととして活かせればよいのではないでしょうか。




 もっとも懸念されるのは「閉店してしまったマックがあった場所ね」というネガティブなイメージ。しかし人は忘れる生き物です。そして順応性があります。「マックは失敗したけど、○○○はうまくやっているよね」という風に、ポジティブなイメージで上書きできれば充分成功する可能性はあると思います。




 ここ最近マイナスのイメージがついてしまったマックですが、日本で世界で、それまでがあまりに好調過ぎたとも言えます。ライバル各社もただ指をくわえてみていたわけではなく、時には追随し、やがて独自商品を生み出し「追いつけ追い越せマック!」で企業努力を重ねてきたことでしょう。その結果とマック不調のタイミングが合ってしまったのかもしれません。




 月見バーガーやグラコロなど根強い人気がありますし、なんとか巻き返していただきたいところです。一強多弱の状態から、シビアな競争になりそうですが…。




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