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2015
12.17

地域に役立つ地下空間の秘密

Category: ニュース
 
 TABI LABO2015年11月7日の記事『日本の「巨大地下神殿」に、海外からの観光客も殺到中』にて、埼玉の「地下神殿」が紹介されています。日本国内だけでなく海外からの見学客にも人気の、謎の巨大施設とは?




地域に役立つ地下空間の秘密 




 その正体は「国土交通省 首都圏外郭放水路」。河川の氾濫を防ぐため増水した川の水を一時的に貯水し、江戸川へ放水するという重要な役割を担っているのです。この放水路のおかげで、首都圏の住宅地が洪水から守られていたのです。これぞまさしく縁の下の力持ち。お世話になっております。




 59本の大きな柱がそびえたっている様子には地下のパルテノン神殿とも呼ばれるのもうなずけます。この部分を「調圧水槽」といい、その大きさは長さ177m・幅78m・高さ18mにもなります。この空間いっぱいに水が貯まるのかと想像すると、圧巻ですね。ちなみに総貯水量は約67万立方メートル。世界でも最大級の地下放水路ということで注目が集まり、観光スポットとして定着しつつあるようです。




 ところで今年の9月に鬼怒川の堤防が決壊し、大変な被害がありました。雨雲が一箇所にとどまり猛烈な雨が降り続けたことが原因だったそうです。夏にはゲリラ豪雨もありますし、まだまだ治水関係は改善していく余地が多くあると思います。




 治水工事といえば、現在大規模な開発プロジェクトが進行中の渋谷も気になるところ。駅周辺の商業施設、各鉄道の乗換の利便化と合わせて、地下工事の一環として雨水貯留槽の整備が進んでいます。「谷」というだけあって、大雨の際にはすぐにジャブジャブになってしまう渋谷ですが、ようやく解消されることになるでしょう。




 渋谷の地下は時折メディアを通して見ることしかできませんが、埼玉の地下神殿は予約をすれば誰でも見学ができます。さらに年に一度のチャンス!予約不要の特別見学会もおこなわれています。普段は見られない施設が公開され、地上ではさまざまなイベント開催も。春日部の街を盛り上げるのに一役買っているようです。




 工場萌えや軍艦島人気などと同様、実用や機能を突き詰めていった結果、思いがけず美しいもの・おもしろいものになることがあるんですね。


 
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