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2015
12.10

中古住宅市場の活性化はWebサービスから

Category: ニュース
 
 不動産情報サービスを展開する株式会社ネクストの2015年10月28日のニュースリリース『不動産参考価格がひと目でわかる「HOME'Sプライスマップ」β版を公開』によると、地図上で中古マンションの相場が一覧できる新サービスを開始したとのことです。




中古住宅市場の活性化はWebサービスから 




 ネクストが運営する「HOME'S」が蓄積してきたデータベースと、自社開発のロジックから参考価格を割り出しており、売り出し価格との誤差は10%前後を目指すとのこと。まずは首都圏のマンション約16万棟、150万戸の情報から開始し、今後エリアや対象物件を拡大していく予定です。




 実際のサイトを見てみました。街の地図(航空写真)の物件上に吹き出しのように名称と価格が表示されており、一目瞭然。一つのマンションに複数の候補がある場合、部屋ごとの詳細情報が表示されます。やはり階数や間取りによってお値段に差がありますね。また、単身/DINKS/ファミリー向けに、築浅/中間/築古の各平均坪単価が表示されているのも参考になりそうです。




 これらのサービスがすべて無料、会員登録も不要で利用可能。物件価格の下調べが気軽に手早くでき、マンション購入(および売却)のハードルを下げることになるかもしれません。そうして中古物件の流通を促すことになれば、住宅市場の活性化にもつながるのではないでしょうか。




 空き家関連のニュースをよく耳にする今日この頃。社会問題となりつつあります。日本で流通する住宅のうち中古の割合はでわずか13.5%(2008年)。一方欧米ではアメリカが90.3%、イギリスは85.5%と高い水準(2009年)です。日本の低さもさることながら、アメリカとイギリスの中古率の高さには驚きました。




 今回リリースされた「HOME'Sプライスマップ」は中古住宅にフォーカスしたところがミソです。「やっぱり新築がいい!」という意気込みや目標は人それぞれで、他人がとやかく言えるものではありません。

 が、少しずつとはいえ、古いものをきちんとメンテナンスしながら使うという流れもありますので、住宅に対してもそういった考え方が必要な時期になってきていると思います。リノベーションや居抜き物件を取り扱う企業も増えてきているのも無関係ではないでしょう。




 β版からの機能充実や他社からの新サービなど、今後の展開に期待したいところです。選択肢が広がり、納得できる物件に出会えるチャンスも拡大することを願いつつ。




 
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