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2015
03.13

受け継がれるシェアの商文化

Category: ニュース
 
 朝日新聞デジタル2014年9月10日の記事『シェアオフィス・コワーキングスペースの国内最大級情報掲載サイト「eシェアオフィス」。 経営ガイドブックの「創業手帳」が、全国から条件に合ったシェアオフィスの検索ができる「eシェアオフィス」を開設』によると、シェアオフィスのスタイルが着実に浸透している様子が伺えます。

 シェアオフィスは、仕事ができる空間を共有し、独立した各自の仕事を行うスタイルです。空間使用料(賃料)はさまざまで、1ヶ月数千円から数十万円程度になり、立地や築年数などによって金額が変わります。この基準は一般の賃貸物件と同様の査定方法になっているようです。



会議室 
(イメージ画像)




 最近注目されているこのスタイル「シェアオフィス」ですが、そのコンセプトは以前から存在していました。雑居ビルなどのワンフロアに簡易な間仕切りを設置し、上野アメ横のような洋品店や雑貨店、靴屋などのお店が並んでいたり、似たスタイルの居酒屋が隣同士で並んでいる屋台村など、オフィスと店舗の違いはありますが、島国・長屋文化の日本人にとって馴染みのあるスタイルだったことがわかります。




 さらに、ひとつの店舗の全スペースを時間差でシェアし、対象客をチェンジして営業するお店もあります。StandingBarもっきり(宮城県仙台市)は、朝~午後は立ち食いそば・うどん店で、夕方からは立ち飲み屋に装いを変えます。

 昼にランチを出す居酒屋などはよく見かけますが、ここは、日中と夜を完全に分離させていて、ひとつの店でふたつの顔を持つ欲張りな店だと、常連客の評判は上々だそうです。東北でも特にオフィス街の近くでこのスタイルが徐々に取り入れられているようです。




 また、仕事をする以外の目的でシェアスペースを利用するケースもあるようです。smile cafe きっき(愛媛県松山市)はカフェ店内の一部がギャラリーになっていて、プロのガラス工芸品などの展示が行われています。東京都内でもカフェの一部のスペースを分けてもらい、自分の作品を展示・販売するスタイルがあるそうです。




 起業・独立を目指す人達にとって、店舗や事務所を開設する際の資金や法的なハードルを緩和してくれるシェアのコンセプトは、日本の商習慣に根付いてきたものといえるようです。







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