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2015
10.12

さまざまなルートで迫ります 広域観光周遊ルート「昇龍道」の場合

Category: ニュース
 
 毎日新聞地方版2015年8月19日の記事『広域周遊ルート:全国7地域 呼び込め、外国人観光客 中部「昇龍道」、昨年宿泊者447万人 増加の効果検証難しく』にて、外国人観光客を呼び込む「広域観光周遊ルート」の取り組みが紹介されています。

 東京と関西を結ぶゴールデンルート以外にも、日本各地の歴史や伝統文化、自然の魅力を提案する「広域観光周遊ルート」。7つのルートが認定を受けています。




さまざまなルートで迫ります 広域観光周遊ルート「昇龍道」の場合 
(イメージイラスト)



 その1つ、能登半島から三重県南部の中部9県のルートは「昇龍道」と名付けられ、アジアを中心にじわじわと浸透してきているそうです。「龍=ドラゴン」は特にアジア圏では人気のモチーフですので、グッとくるネーミングだと思います。




 2012年に開始された昇龍道プロジェクトは、独自のPR活動が実を結び、3年間の目標としていた400万人を突破。17年までには600万人を目指します。ただ円安やビザ緩和の影響で全国的に訪日外国人が増えているため、昇龍道プロジェクト単独の効果の検証は難しいようです。




 また交通網のインフラ整備がまだ充分ではなく、エリア内の各地を結ぶ鉄道・バス路線のテコ入れが必要とのことです。そこで外国人旅行者向けの乗り放題乗車券「昇龍道高速バスきっぷ」を売り出しています。3~5日間で6、000~8、000円とかなりおトクな価格で、利用者にも好評のようです。




 記事にもあるように、外国人観光客の増加を国の政策としてやっていくのは自然な流れではあると思います。オリンピック・パラリンピックまであと5年。おもてなしの姿勢をアピールすることも必要ですが、同時に日本人日本観光客も考慮していただけるとうれしいですね。




 外国人向けにサービスを始めたら、それが日本人にとっても魅力的なものになれば一石二鳥だと思います。例えば、お年寄りや障害を持っている人のことを考慮したユニバーサルデザインが、みんなにとって使いやすいデザインになっていく、というように。




 昇龍道プロジェクトに話を戻すと、もっと認知度を上げていくとか、各県の連携が必要だとか、まだまだ課題がありそうです。それぞれのエゴではなく、エリア全体で足並みをそろえることが本当の成功への道ではないでしょうか。そうすれば昇る龍のごとく、中部地域に瑞兆をもたらしてくれることとなるでしょう。




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