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2015
08.25

大人もうらやましい! 楽しい幼稚園

Category: ニュース

 TABILABOの記事『世界で一番「楽しい」幼稚園が、東京にあった。その驚きの設計とは?』で、東京都立川市にある「ふじようちえん」が紹介されています。設計した手塚貴晴氏がTED Conferenceで発表したところ、世界中で話題になったそうです。




大人もうらやましい! 楽しい幼稚園 
(イメージ画像)



 ドーナツ型の建物の屋根が板張りになっており、子供たちが自由に走り回れるようになっています。元々生えていた木を活かしているので、屋根からにょきにょきっと突き出ているのもおもしろいですね。隙間から落ちないように網を取り付けているのですが、わざわざ網にはまって遊ぶ子供も多いのだそうです。




 外観もさることながら、内部も教室の境目がなく開放的。ある程度雑音がある方が集中力が上がるというのも納得できます。心当たりがありませんか?静かな図書館より、ファストフード店のようなざわざわした場所で勉強したくなる、アレです。




 子供を過保護な環境に置くのではなく、ちょっとした違和感があり「こういうことをしたら危ないな」と自分で判断する力を育む作りになっています。写真を見るとすべり台や砂場はありますが、他には遊具が見当たりません。幼稚園自体が大きな遊具になっているのかもしれませんね。




 子供が自分で楽しいことを見つける喜びや発想力も刺激されていることでしょう。とりあえず屋上をぐるぐる走り回る子が多く、1日に4,000mも動きまわっているそう。心も体も鍛えらることと思います。




 ところでこの「ふじようちえん」、アートディレクターの佐藤可士和氏が、屋根の上が大好きな一家のために「屋根の家」を設計した手塚氏に声をかけて実現したそうです(ちなみに園児が着ているTシャツのデザインは佐藤氏)。それだけでも魅力的なプロジェクトですが、園長先生の懐の深さにも感心させられます。幼稚園としては斬新なアイデアを受け入れて、どんどんやりましょう!という雰囲気だったそうです。




 手塚氏には、建築には人々の生活や世の中を変える力がある、というポリシーがあるとのこと。人間が成長していく過程で、環境の影響は確かに大きいと思います。自然環境や人間関係などさまざまな要素がありますが、建築の視点からのアプローチも重要なのだと感じました。はるか昔の幼稚園時代を思い返しながら。


 
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