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2015
08.04

密かにアツい物流倉庫建設ブーム

Category: ニュース
 
 ダイヤモンドオンライン2015年6月12日の記事「メーカー工場跡地を次々買収!勢いが止まらない物流倉庫建設ブーム」によると、最新鋭の大型物流施設が首都圏を中心に続々と建設されているとのことです。電機メーカーの不振や生産拠点の海外移転で発生した広大な工場跡地が、大型物流施設として甦っているようです。




密かにアツい物流倉庫建設ブーム 
(イメージ画像)




 10年前には200万平方メートルだった累積面積が、2016年には1600平方メートルを超える見込み。アマゾンや楽天等ネット通販業者はもちろん、セブン&アイやファーストリテイリング等小売業も参戦し、物流倉庫の需要は伸びる一方のようです。




 有名なところでは、ヤマト運輸「羽田クロノゲート」。荏原製作所の羽田工場跡地だったそうです。日産自動車の座間工場跡地は、外資系の物流不動産会社プロロジスにより大型物流施設に。他にもJVCケンウッドの横浜工場や住友軽金属工業の千葉製作所なども同様に生まれ変わっているようです。




 特に首都圏での動きが活発で、近畿圏と合わせると全体の9割を占めるとのこと。しかもただの倉庫ではなく、自動仕分け機など最新鋭の機器を備えており、ピッキングや検品、梱包といった流通加工機能も併せ持った高度な物流サービス拠点となっています。




 消費者としては、頼んだものがすぐに届いて助かるなあとか、あるいは今ではその便利さに慣れてしまい、すぐに来ないと「ちょっと遅いんじゃない?」と思うほどの物流事情ですが、やはり首都圏に拠点や機能を集中させつつあったのですね。




 人口減や高齢化・地方の過疎化、グローバル化により、ネット通販はリアルな店舗を運営する小売業にとっても重要なチャネルとなっています。実際、物流施設の稼働率も高い水準をキープしているようですし、ネット通販もまだまだ伸びると予測されています。




 そこで問題になってくるのが用地不足。山を切り崩して用地を開発するという話もあるとか。人間の欲望が自然を侵食していくようで、複雑な心境です。例えば地方の雇用創出に貢献したり、他の機能もあわせ持った複合施設として活用できたり、何かしらポジティブな影響を期待したいところです。




 いまや商業施設や郊外型マンションを運営する開発業者も狙っている工場跡地。さらには総合商社やゼネコンなども参戦してきており、当分は激しいつばぜり合いが続きそうです。




 物流倉庫というと、湾岸のだだっ広いエリアに集中しているイメージがあり、日常生活ではあまり目に触れることはありません。いつのまにか建設ラッシュが起こっていたとは。大型施設だけに建設にも、その後の事業にも大きな経済効果があるということで、今後も注目ですね。




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