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2015
01.07

生まれ変わる代々木ゼミナール

Category: ニュース


 日本経済新聞2014年8月26日の記事「代ゼミがリストラ計画、希望退職募集や全国模試廃止」によると、大手予備校の「代々木ゼミナール」(代ゼミ)を運営する高宮学園は、来年3月末で全国27カ所ある校舎のうち7割に当たる20カ所を閉鎖すると発表しました。

 その代ゼミが、以前から旧校舎などを活用した不動産事業を手掛けていることが話題となっています。旧校舎や学生寮をホテルや会議室などの形態に改装したり、若者向けの商業施設にリニューアルした事例もあります。

 まず札幌校の旧校舎のケースは、貸会議室大手のティーケーピー(東京・新宿区)に貸し出され、同社が内部をコンバージョンして企業や個人ユーザー向けに、会議室やパーティ会場として利用できるようにしました。

 ホテルに生まれ変わった事例もあります。そのひとつが京都校の別館を改装した「カンラ京都」です。事務用品会社が「商業用不動産の有効活用」のコンサルティングや企画・設計、運営までをプロデュースし、築20年の校舎を、京町屋テイストにデザインを一新させました。

 京都駅近くの学生寮だった建物は、ホテルとアパートの一体型施設に改装し、ギャラリー・朝食レストラン・バーも併設した「ホテルアンテルーム京都」へと変貌を遂げました。


代ゼミロゴ 


 また商業施設に移行したケースでは、 2011年8月代ゼミ本部校跡地にオープンした「代々木VILLAGE」があります。これは音楽プロデューサーの小林武史氏の企画・運営による5~10年の期間限定の芸能人御用達プロジェクトで、若者の人気を得ています。

 進行中の計画では、現在建て替え中の名古屋本館の建物が、ビジネスホテル「名鉄イン」との共存型となる。低層には代ゼミの教室が入り、上層フロアの大部分を名鉄インの部屋が占める予定です。

 今後閉鎖を予定している校舎については、ディスカウントストアのドン・キホーテを始めとする時代の気鋭プレーヤーが接触を模索しています。

 但し、校舎を用途変更して行くには資金が必要になると思われます。より注目度の高いコンセプトとする為にも、その資金をテナント側が負担するのか。資金を捻出するため、一部売却の選択肢もあるのか。しばらくは代ゼミから目が離せません。


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