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2018
03.26

ガソリンも充電も ガソリンスタンドで満タンに

Category: ニュース
 
 共同通信2018年2月20日の記事「給油所でEV充電可能に」にて、経済産業省による規制見直しの方針が紹介されています。ガソリンスタンド(給油所)で電気自動車(EV)の充電ができるようにするのと同時に、コンビニや飲食店の併設も可能とし、経営の多角化と改善を目指します。現行の規制では、消防法によりガソリンスタンドの敷地内では給油と関連業務しか行えないのだそうです。この状況を打破するべく、有識者検討会にて規制緩和について議論されるとのことです。



ガソリンも充電も ガソリンスタンドで満タンに 
(イメージ画像:フリー素材より)



 ピーク時の1994年には、全国で6万カ所あったガソリンスタンド。現在ではほぼ半数になっているとか。人口減少に加えて、若い世代ではシェアリングやモノを所有しない発想が広がりつつあり、車を所持する割合も減っていることも原因でしょう。メーカーはハイブリッド車や電機自動車の開発・普及を進めていますが、未だ過渡期といったところ。最近では自動運転技術に力を入れている印象もありますが…。




 ガソリンスタンドの減少は、過疎地で特に顕著になっています。山林地帯や高齢化が進む過疎地こそ、車=ガソリンが必要なはず。「買い物難民」という言葉が生まれるほど、店舗や交通手段が縮小・統合されているこのご時世です。




 併設が検討されるコンビニでも、たとえばその地方ならではの品ぞろえや、あるいは地域住民の憩いの場となるような施設づくりなど、ひと工夫ほしいところです。ガソリン業界のテコ入れとともに地域の問題解決の糸口となれれば、一石二鳥ではないでしょうか。有識者のみなさんにはそのあたりも合わせて考えていただきたいですね。




 電気自動車には、充電ステーションの確保が必要不可欠な問題。いくら優れた製品を開発したとしても、充電する場所が生活圏になければ使う人はいません。ガソリンスタンドで充電もOKとなれば充電切れの心配も軽減され、本格的な普及に一歩前進するのではないでしょうか。




 ただ充電設備を追加するとなると、ある程度の敷地面積や設備投資が必要。小規模なガソリンスタンドにとっては負担が大きいかもしれません。やはり国が本腰を入れて取り組むべき課題ではないでしょうか。5月をめどに方向性が示されるとのことですので、その行方を見守りましょう。




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2018
03.19

あのブックセンターがパワーアップして復活

Category: ニュース
 
 流通ニュース2018年2月6日の記事『小田急/岩波ブックセンター跡地に複合施設「神保町ブックセンター」』にて、4月にリニューアルオープンする神保町ならではの施設が紹介されています。本好きのあいだでも有名だった「岩波ブックセンター」が閉店してから1年余り。装いも新たに「神保町ブックセンター」として生まれ変わります。




あのブックセンターがパワーアップして復活 
(イメージ画像:フリー素材より)



 正式名称は「神保町ブックセンター with Iwanami Books」。前身の「岩波ブックセンター」時代から、岩波書店が刊行する書籍の充実ぶりに定評があり、その路線を継続。とは言いながら、書店・コワーキングスペース・喫茶店の機能を複合させ、時代に合わせてより進化した形となっています。




 「未来の自分の種をまく。」というコンセプトのもと、「本喫茶」と「仕事場」で構成されています。

・本喫茶
ふらりと立ち寄り、本を読んだり買ったりしながらコーヒーでひと息入れることができる空間。そこで新しい知識や発見との出会いが生まれる

・仕事場
本に囲まれた空間でお仕事。さらに書籍に関するイベントやワークショップ、講座や読書会などで、人との出会いを提供




 というように、「出会い」がポイントのようです。読書も仕事も、ある程度は一人で完結するものかもしれません。が、やはり自分以外の人との交流や共感を得ることで、思いがけない発想や1+1=2以上の何かが生まれるもの。そうして刺激しあい、成長していくきっかけを提供する場になることが狙いだそうです。




 「神保町ブックセンター」を運営するのは、小田急グループのUDS。集合住宅やコワーキングハウスを元にしたまちづくりやホテルのプロデュースを手がける企業です。またアドバイザーはBOOKとBEERが味わえる「本屋B&B」の内沼晋太郎氏。だからかどうかはわかりませんが、夜には本喫茶でお酒を提供するとか。




 奇しくも先日、アメリカ・ニューヨーク発のコワーキングスペース「WeWork」の上陸が話題になったばかり。仕事に特化したサービスなので一概には比べられませんが、特に営業をかけていないのにも関わらず入居する企業が次々と決まったとのことです。




 一方「神保町ブックセンター」には、これまで築いてきた独特の文化があります。さらなる発展を目指しつつ、新たな顧客も呼び寄せられることを期待したいですね。




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2018
03.15

URBAN EXPERIENCE~日常とは異なる体験を、都会で味わう

Category: ニュース

 Fashionsnap2018年2月5日の記事「五反田~大崎広小路駅の高架下に新商業施設が開業、サポーズデザインオフィスが設計」にて、東急電鉄による高架下開発が紹介されています。このエリアには「五反田桜小路」という昭和な横丁がありますが、今回のプロジェクトでは、桜小路をリニューアルしつつ、新たに「池上線五反田高架下」としてオープンさせるというものです。



URBAN EXPERIENCE~日常とは異なる体験を、都会で味わう 
(イメージ画像:フリー素材より)



 まず、自転車好きな方はぜひチェックしたい「スタイルビー(STYLE-B)」。このエリアからほど近い目黒川沿いには、ネット系ベンチャー企業が多く集まっており、自転車通勤の方も多いそう。そんな流れを踏まえて、ライフスタイル提案型サイクルショップとして登場します。




 日本初上陸ブランドや電動アシスト自転車の販売を中心としながら、レンタサイクルやガイドツアー、修理やメンテナンスまで取り扱うとのこと。さらに室内駐輪場・シャワーブース・コインランドリーなどの設備も充実しているとあって、ここに来れば自転車にまつわるあらゆることが体験できるそう。健康志向も根強くありますし、このショップ形態は今後も注目ですね。




 併設されるカフェスペースに入るのは…ドーナツショップと八百屋!「DOUGHNUT PLANT」と「旬八青果店」という異色のコラボ店です。両社のトップが農学部でつながりがあったとか。自転車でほどよく運動した後に、野菜を眺めながらドーナツをいただく。そしてちょっとした罪悪感を相殺するかのように、気になった野菜を買って帰る…という流れになりそうです。




 他には醸造所を兼ねたクラフトビールバーや肉、イタリアンなど、カジュアルにおいしいものを楽しめるお店が登場する予定。そんな新しくスタイリッシュな空間と融合するという「五反田桜小路」。外観のリニューアルで新店舗とのシナジー効果が期待できます。桜小路にはより庶民的なメニューが楽しめるお店がそろっていますので、さまざまなニーズに応えることができるでしょう。




 ここ数年、高架下の商用開発がますます活発に。以前紹介した「中目黒高架下」(東急)、「マーチエキュート神田万世橋」「AKI-OKA 2k540」「ビーンズ阿佐ヶ谷」(JR東日本)、「なんばEKIKAN」(南海電鉄)など、鉄道各社が所有する土地の有効活用を進めています。




 鉄道網を敷き、街を発展させてきた鉄道会社。大規模開発も重要ですが、高架下のような小規模・中規模を充実させて、地域を取り巻く人々の暮らしを快適にすることも同じくらい大切なこと。そういった積み重ねが、住みやすい街を作り出していくのだと思います。




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2018
03.12

ここでしかできない体験を、ハロッズで

Category: ニュース
 
 Bloomberg2018年1月29日の記事『ネットで買えないもので勝負、「ハロッズ」が大変身』にて、イギリス・ロンドンの高級百貨店「ハロッズ」の食品売り場の改装が紹介されています。1800年代から続く歴史と、英国王室御用達というステイタスを擁する老舗の30年ぶりの変身とは?



ここでしかできない体験を、ハロッズで 
(イメージ画像:フリー素材より)



 ロンドンのナイツブリッジ地区にどっしりと構えるバロック様式の建物は、観光スポットとしても人気。紆余曲折を経て、現在のオーナーはカタールの政府系ファンドとなっています。このたび、4つの食品売り場のうちの1つを昨年のクリスマスシーズンにリニューアオープンさせました。その名も「ロースタリー・アンド・ベーク・ホール」。残りの3つの売り場も順次オープンさせていく予定です。




 ハロッズが目指すのは「ネットで買えないものを提供する」こと。実際に商品を目や鼻で確かめ、専門家に相談しながら購入できることが最大の魅力です。




 ECが、アマゾンが世界中を席巻している今のご時世。あまりにデジタルが発達し、その反動が起こっているのかもしれません。音楽がデジタルデータの一部となってしまった反面、レコード人気が復活しているように。SNSで手軽に人とつながることができるけれど、人と触れ合う時間が大切にされているように。




 そんな時代にハロッズが打ち出す「ロースタリー・アンド・ベーク・ホール」をチェックしてみましょう。

・大物パン職人が目の前でパン作り。パンを自分好みに、例えば名前を入れるというアレンジもOK
・煎りたて・挽きたてのコーヒー。「ロースタリー」を冠していることもあり店内で焙煎。またバリスタによるかなり凝ったラテアートも
・オーダーメイドのブレンドティー。ハロッズの原点である紅茶。そのままでもおいしいですが、お好きにブレンドできるそう
・美しいケーキ。特別な日にいただきたい、芸術作品のようなビジュアル

などなど、素敵なものに出会えそうです。




 食品・レストラン担当ディレクター、アレックス・ダワー氏いわく「ロンドン市民の客足を増やすことが目標」とのこと。高級感と歴史の重みゆえか、富裕層や観光客が訪れる場所になっているハロッズ。それでも十分成り立っていくのかもしれませんが、「レトロというより時代遅れ」とのイメージを払拭するためにも、やはり地元住民の支持も欠かせないポイント。果たして、ロンドンっ子たちの反応はいかに?




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2018
03.05

コンビニよりコンビニエンス amazon go登場

Category: ニュース
 
 HUFFPOST2018年1月23日の記事『アマゾンが「レジ係いない」コンビニをシアトルにオープン』にて、現地時間1月22日、ついにオープンした「amazon go」が紹介されています。レジでの支払いは不要で、スマートフォンで自動決済されるというシステムのコンビニエンスストア。中国ではすでに無人コンビニが開業していますが、流通業界の巨人・Amazonが手がける店舗とあって、相当なインパクト。すでにアメリカの小売業の労働者からは「レジ係の職が奪われる」との反発の声が挙がっているとのことです。



コンビニよりコンビニエンス amazon go登場 
(イメージ画像:フリー素材より)



 何はともあれ、店内の様子をチェックしてみましょう。もちろんレジもレジ係もいません。ただし無人というわけではなく、アルコール販売のためのIDカードチェック要員と技術的な相談に応じる担当者、バックヤードの調理担当者が駐在しています。




 商品を手に取ると、無数の(!)カメラでシステムが商品を認識し、アマゾンアカウントのカートに入れられます。店を出る際にゲートを通れば、オンライン上で自動決済されるとのこと。レジ待ちの列に並んだり、カバンから財布を出す必要はナシ。まさに「ジャスト・ウォーク・アウト」=「歩いて外に出るだけ」です。店員数が減り人件費が削減されるため、商品の価格が抑えられるのでは?との見込みもあり、これは利用者にとってはメリットでしょう。




 食料品スーパーを買収し、リアル店舗展開へ参入したアマゾン。「amazon go」出店の目的を価格競争に勝つことと明言しています。人々の生活のあらゆるシーンに入り込み、便利さや楽しさを武器にパラダイムシフトを起こす戦略は同業者にとっては脅威です。




 ひるがえって日本のコンビニ業界はというと…PBを中心とした商品開発、他業種との提携、郵便・公共料金・宅配サービスとの提携などなど、提供するサービスを分厚くする方向に注力している模様。サービスの充実はもちろん重要ですが、多くの機能を盛り込み「ガラケー」となってしまった日本の携帯電話メーカーが頭をよぎります。




 提供する側の開発への意気込みと消費者が求めているものにズレがあると、世界の潮流に乗り遅れてしまうのでは、と危惧せずにはいられません。わかりにくいIT技術を、わかりやすく日常生活を快適にするものとしてサービスに落とし込む。そんな発想が必要とされている現代。果たして、消費者の選択はいかに?




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