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2017
10.30

目指せ 東東京(ひがしとうきょう)のランドマーク 上野フロンティアタワー

Category: ニュース
 
 日本経済新聞2017年9月14日の記事「上野にパルコ進出 Jフロント、松坂屋上野店南館を複合ビルに」にて、上野に開業する複合ビルが紹介されています。さくらパンダ、お中元やお歳暮などの「ギフト解体セール」、中高年に寄り添った品揃え…などが特徴の松坂屋上野店。その隣りの南館に、このエリアにはなかった要素が盛りだくさんの「上野フロンティアタワー」が11月オープンします。



目指せ 東東京(ひがしとうきょう)のランドマーク 上野フロンティアタワー 
(イメージ画像:フリー素材より)



 1階から6階が子会社のパルコ、7階から10階がTOHOシネマズ、12階から22階はオフィスが入居する「上野フロンティアタワー」。前回の記事でも紹介したように、J・フロントリテイリングは百貨店という形にはこだわらない方針を打ち出しており、こちらも賃料収入で確実に収益をあげていく商業施設とオフィスの複合施設となります。




 パルコと百貨店を本格的に組み合わせるのは初の試み。お互いを補完し合うユニーク組み合わせだと思います。パルコのターゲット層は30~50代。本館よりは若いけれども、ちょっと大人な雰囲気。“ともだちを誘いたくなるちょっとおしゃれな大人のたまり場”をコンセプトに「パルコヤ(PARCO_YA)」という新しい屋号を打ち出します。68テナントのうち、52テナントが上野御徒町エリア初出店とのことです。上野のみならず、東東京(ひがしとうきょう)のランドマークを目指します。




 また、大規模なオフィスエリアを備えていることも注目です。すでに満室となっており、さっそく新しいニーズを掘り起こしました。好立地でありながらオフィスのイメージがなかった上野エリアですが、今後は新しい人の流れが生まれることでしょう。否が応でも期待が高まります。




 パンダ誕生でますます盛り上がる動物園。美術館・博物館が充実している公園エリア。買い物やジャンクフードが楽しめるアメ横界隈。老舗や日本ならではの文化を感じるスポットなど、上野には魅力的なエリアがたくさんあります。外国人観光客もずいぶん増えました。




 そんな街・上野に新風を巻き起こすであろう「上野フロンティアタワー」。「シタマチ.フロント」を掲げ、周辺地域の魅力アップに貢献していくことでしょう。ちなみに、つい上野と言ってしまいがちですが、「シタマチ.フロント」は上野御徒町エリアを活性化するプロジェクトということを心に留めておいてください!




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2017
10.26

百貨店サバイバル2017

Category: ニュース
 
 毎日新聞2017年9月14日の記事「百貨店 不動産強化・売り場拡大…生き残り策の違い鮮明に」にて、各百貨店グループの戦略が取り上げられています。アパレルを始めとした専門店の台頭により、「百貨店」業態が時代に合わなくなってきたという話も耳にします。そんな今を生き抜くための、それぞれの今後の取り組みとは?




百貨店サバイバル2017 
(イメージ画像:フリー素材より)



◆J・フロントリテイリング~脱百貨店

 4月にオープンしたGINZA SIXが好調なJフロント。百貨店と言うよりは大規模でハイセンスなセレクトショップといった雰囲気です。観光バスの乗降所やツーリストセンターを備え、海外からの観光客もばっちりおもてなしします。

 上層階はオフィスフロアとしたことで賃料収入を確保できるため、安定した経営が見込めることでしょう。11月にオープンする「上野フロンティアタワー」も同様の方向性でさらにエンタメ要素を盛り込んだ模様。こちらは後日改めてピックアップします。




◆三越伊勢丹~百貨店本業の再構築

 販売員の専門知識を活かし、ブランドの垣根を超えた提案をしていくとのこと。いわゆる自主編集です。また、ISETAN MIRRORなどの小型店の出店を推し進めています。ブランド力を活かしつつ、短いスパンでの出店が可能なこの業態。まもなく16店舗目が誕生するとのことです。

 一方リストラや店舗閉鎖も同時進行しており、最近では伊勢丹松戸店の閉鎖が発表されたばかり。春に社長が突然退任した影響がこれからどう出てくるか、なども気になるところではあります。




◆高島屋~不動産事業と自主編集の2段構え

 現在日本橋本店となりの新館を立て替え中の高島屋。「新・都市型ショッピングセンター」として専門店が入居し、2019年開業予定です。重要文化財である本館とのコントラストが楽しめることでしょう。

 また新宿と横浜の店舗で婦人用スーツの自主編集売り場を新設し、既存ブランドだけでなく共同開発商品も提案していくとのことです。




 こうして見てみると、現時点ではJフロントに勢いを感じます。やはり銀座の松坂屋がGINZA SIXに生まれ変わったことが大きいのではないでしょうか。東京エリアではどこかあか抜けないイメージがありましたが(名古屋の方、申し訳ありません)、一気に巻き返してきた感があります。「百貨店にこだわらず新たな息吹をふきこみたい」というスローガンのもと、これからの展開に期待しましょう。




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2017
10.23

日比谷の東京ミッドタウン、誕生

Category: ニュース
 
 Fashionsnap.com2017年9月4日の記事『「東京ミッドタウン日比谷」が来春開業、日本初上陸含む約60店舗が出店』にて、開発が進められていた東京メトロ日比谷駅近くの「(仮称)新日比谷プロジェクト」のグランドオープンが紹介されています。




日比谷の東京ミッドタウン、誕生 
(イメージ画像:フリー素材より)



 正式名称は「東京ミッドタウン日比谷」。どこかで聞いたことがあるような…と思った方も多いでしょう。ちょうど10年前の2007年、六本木で開業した「東京ミッドタウン」と酷似しています。開発を手がける三井不動産によると、「東京ミッドタウン」の魅力を継承する意図があるとのこと。それでも混乱を招くのでは?などと危惧する声があがっています。




 それはさておきミクストユース型の街づくりというコンセプトの元、商業エリアに入居するのは選りすぐりのショップ。来年2018年3月のオープンが待ち遠しい、「東京ミッドタウン日比谷」の概要をチェックしていきましょう。




 地下1階から地上7階は「THE PREMIUM TIME HIBIYA」がコンセプトの商業フロア。60店舗のうち、日本初出店が5店舗、商業施設への初出店が14店舗、新業態が22店舗など初物づくし。銀座・有楽町エリアにひしめく既存施設との棲み分けを意識してのことでしょう。6階にはテラスが設けられ、皇居外苑や日比谷公園の緑を眺めながら食事ができるスペースになるとのこと。見晴らしがよい上に、パワースポットとしても有名な皇居も見られるとなれば人気が出ることでしょう。




 9階から34階はオフィスフロア。「Business Hospitality」をコンセプトに掲げ、オフィスとしての機能だけでなく心身ともに健康的な働き方をサポートしてくれます!フィットネス、シャワールーム、仮眠室、緑のガーデン、ラウンジなどが設置されるそう。こういった最新の複合施設のニュースを聞くたびに、こんなオフィスで働けたら…と妄想してしまいます。




 日比谷は、明治時代から近代化をリードしてきたエリアだとか。海外からやってくる客たちをもてなすために造られた鹿鳴館や帝国ホテル。さらには日比谷公会堂や宝塚劇場、個性あふれる映画館など芸術・文化・エンターテインメントの土壌が育まれてきました。日比谷・有楽町とひとくくりにされがちですが、「東京ミッドタウン日比谷」の誕生で、「日比谷」の魅力アップと発展を期待したいところです。




 でもやっぱり心配なのは六本木の「東京ミッドタウン」と混同してしまうことかもしれません。お待ち合わせの際は、六本木か日比谷かをかならず確認しましょう!




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2017
10.19

新しい民泊のカタチ

Category: ニュース
 
 cnetJapan2017年9月5日の記事「スペースマーケット、民泊事業を本格始動“時間貸し”から宿泊へ」によると、レンタルスペースを運営するスペースマーケットが、民泊事業に本格的に参入するとのことです。会議や撮影などのビジネスユースから、パーディーやイベントなど個人での利用まで、さまざまなニーズに合わせてスペースを提供してきた同社。新サービス「スペースマーケットSTAY」を立ち上げ、民泊へ乗り出します。




新しい民泊のカタチ 
(イメージ画像:フリー素材より)



 現在登録されている約1万2000件の中には、古民家や飲食店、さらには球場やお寺など、ユニークな物件も。お洒落なデザイナーズマンションやキッチン使用OKな一軒家も人気で、成約数は前年同月に比べて300%増加と絶好調。そして2018年4月に民泊新法(住宅宿泊事業法)が施行されることを見越して、民泊業界に参戦となりました。




 人にスペースを貸すノウハウはお手のものなので、新サービスも期待ができるのではないでしょうか。さらに「時間単位」と「宿泊」を選べるのが、他社と異なるポイント。これは収益の面でもアドバンテージとなりそう。というのも民泊新法では年間180日間の貸し出し上限があります。スペースマーケットでは185日間をレンタルスペースとして使用するので、より効率のよい運用が可能となるからです。




 またホスト側にもメリットが。他人を自宅に止めるのが不安な人にはまず時間貸しから始めてもらい、慣れてくれば宿泊へ、という流れが見込めます。現時点で時間貸しのうち約2割が住宅を利用しているそうで、こうした物件のオーナーが民泊にスライドしていくのは充分ありえますね。




 サービスと共に制度の整備も進めています。事故や破損などのトラブルに備えて、補償サービスをスタート。また、シェアリングエコノミー協会とも連携し、各省庁とコミュニケーションしながら最新情報を盛り込んでいくとのことです。




 古民家やお寺に泊まれるとは、日本人にとっても非常に魅力的。「スペースマーケットSTAY」にはそれ以外にも、無人島やサムライモチーフ、温泉や自然豊かな環境など、外国人観光客が喜びそうな物件が早くも掲載されています。スペースマーケットが仲介することによって、それぞれが個別に発信するよりもアクセスしやすくなり、利用が活性化されることでしょう。




 予想よりも早いペースで海外からの観光客が増えている状況で、新しい宿泊施設予約プラットホームの誕生です。ちなみに、球場には泊まれたりするのでしょうか!?




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2017
10.16

「観る」から「遊ぶ」へ 吉祥寺バウスシアター跡地

Category: ニュース
 
 Jタウンネット2017年8月30日の記事『「吉祥寺バウスシアター」閉館から3年 まもなく跡地は「ラウンドワン」に』にて、バウスシアター跡地の現在の様子がレポートされています。7月には「吉祥寺スクエア」として生まれ変わることが発表されていたこの場所。地上3階、地下3階の6フロアにボーリング場、カラオケ、ダーツ、ビリヤード、卓球、アミューズメントなどの遊戯設備を展開する「ラウンドワン 吉祥寺店」が登場します。




「観る」から「遊ぶ」へ 吉祥寺バウスシアター跡地 
(イメージ画像:フリー素材より)



 バウスシアターといえば、大作からアート系など幅広いジャンルの映画上映、ライブや寄席などが開催されていて、まさにカルチャーの発信地でした。爆音映画祭もバウスシアターのイベントがはじまりだったそう。ユニークな存在だっただけに、全国展開のラウンドワンになるのは賛否両論がありました。確かに、より吉祥寺らしい施設が望まれていたのでしょうが…。長年育まれたカルチャーの土壌は、そう簡単にはなくならないと思います。




 ちなみに、バウスシアターの意思を受け継いだミニシアターが誕生するという話があるのですが、なかなか実現に至っていません。クラウドファンディングで資金は集まっているようですが、工事が遅れに遅れているとのことです。本当に良い映画を上映する劇場になるよう、気長に待ちましょう。




 とはいえ、やはり「住みたい街NO.1」のイメージが強い吉祥寺。昨年2位にダウンした際には、ニュースになったほど。ちなみに今年は1位に返り咲いています。さすがの安定感です。




 大型商業施設に各種チェーン店。はたまた商店街や味のある横丁に井の頭公園まで。さまざまな要素がコンパクトにまとまっている吉祥寺。おしゃれっぽさと昔ながらの人情がほどよくミックスされているのも、魅力的なところでしょう。新宿にも渋谷にも電車1本で行けるというアクセスの良さも◎。ただし住んでみると、すべて吉祥寺で事足りてしまうので、あまり遠出をしなくなるようですが。




 そんな吉祥寺・サンロード商店街に進出するラウンドワン。東京では街中の店舗は意外と少ないので、買い物などで訪れた人々を取り込むことができれば、盛り上がるのではないでしょうか。近隣の施設との相乗効果で、さらにエリアが活性化されることでしょう。




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2017
10.10

東京駅ソト、グランスタ丸の内オープン

Category: ニュース
 
 日本橋経済新聞2017年8月30日の記事『東京駅地下「グランスタ丸の内」完成 だし専門店やタイ料理など55店そろう』にて、JR東京駅地下のの商業施設「グランスタ」のグランドオープンが取り上げられています。率直な感想として、「これまではまだ開発途中だったのか」「改札内と改札外にまたがっていたのか」などなどありますが…とにかく今回の第4期の開業を以て「グランスタ」の完成となりました。




東京駅ソト、グランスタ丸の内オープン 
(イメージ画像:フリー素材より)



 改めて言うまでもありませんが、日本の交通網の中心・東京駅。働く人、旅する人、とにかく数多くの人々が行き交う空間です。そんな人々に「ひろがる東京駅時間」を提供するべく、数年かけて駅ナカや駅周辺の整備が進められてきました。あわただしく通り過ぎるのはもったいないくらい、興味をそそられるお店が充実しています。




 さて今回新たにオープンした「グランスタ丸の内」。フード系の9店舗で構成されています。場所は東京駅丸の内中央口から北口にかけての改札外。その概要とは?

・イータリー
イタリア食材の販売とフードコートからなるイタリアンのお店。イートインスペースは東京駅最大級だそうです。「EAT、SHOP、LEARN」(食べる、買う、学ぶ)がコンセプトとしており、ワインやチーズのセミナーも予定されてます。ピッツアやパスタはもちろん、イタリアの伝統菓子カンリーノを提供。気になります。

・茅乃舎
こちらは福岡の老舗しょうゆ蔵「久原本家」による「だし」専門店。あらゆる和食のベースとなる「だし」のおいしさや使い方を提案してくれるお店です。イートインでおだしの効いた汁物がいただけます。

・マンゴツリーキッチン・パッタイ
タイ料理レストラン・マンゴツリーの新業態、パッタイ(タイの焼きそば)専門店。日本では珍しいオリジナル生米麺「クイッティオ」を使用し、もちもちの食感が楽しめるとのことです。
※ちなみにマンゴツリーのガパオ専門店もグランスタ内にありますが、こちらは改札内です。




 他にもヘルシーな和のごはん、韓国料理、鎌倉の人気カフェ、紀ノ国屋、のもの(東日本の地産品をフィーチャーするお店)など、バラエティ豊かなグルメがバランス良くそろいました。2016年夏からふくらみつづけたグランスタ。ついに55店舗のフルラインナップとなりました。選択肢が増え、ますます寄り道したくなりそうですね。




 最後にもう一度。今回新たにオープンした「グランスタ丸の内」は改札外です。しかし「グランスタ」全体としては、改札内の店舗の方が多いです。お越しの際にはくれぐれもご注意ください!




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2017
10.02

ホテルに続け 旅館改革のとき

Category: ニュース

 時事ドットコムニュース2017年8月16日の記事『旅館業界「泊食分離」導入を=長期滞在客対応、モデル地区指定へ-観光庁』によると、旅館の料金体系をよりフレキシブルに変更していく方針が明らかになったとのことです。泊食分離、つまり部屋と食事の料金を別建てにして、日本ならではの旅館の良さと周辺の街も両方楽しんでもらおうという作戦です。




ホテルに続け 旅館改革のとき 
(イメージ画像:フリー素材より)



 長期滞在の外国人旅行客を意識した流れで、さらには旅館業界を活性化し、稼働率を上げたいとの狙いも。2016年の統計によると、ホテルの稼働率は70%以上なのに比べ、旅館は40%弱なのだとか。2017年もインバウンドは増え続け、ホテル不足とのニュースをよく耳にします。ホテルに比べると旅館に関するニュースは少ないような気がしますが…なぜでしょう。ラグジュアリーにカプセル、リノベーションなど、ホテル周辺の方が何かと動きがあるからでしょうか。




 さて泊食分離ですが、どうやら10年以上前からからこういった提案はあったようです。当時はここまで海外からの旅行客が増えるとは予想できなかったでしょう。もちろんオリンピックの開催も決まっていませんでした。記事によると、「1泊2食付き」が稼働率低下の原因になっているとのこと。リピーターの増加やモノ消費からコト消費への移行など観光スタイルが多様化し、旅館の「1泊2食付き」システムが敬遠されがち、との分析です。




 ところで旅館の朝ごはんって、至福の時間だと思いませんか?焼き魚、だし巻き卵、お味噌汁、お漬け物、その土地ならではのおかずなどなど。派手なものはないけれど、丁寧に作られた品々がいろいろ楽しめて、しかもお部屋に運んできてくれるなんて、最高ですね!朝からほっこり幸せな気分になれます。




 「泊食分離」のポイントは晩ごはんだと思います。旅館ならではのフルコースの晩ごはんももちろん魅力的ですが、街なかの食事処や飲み屋も気になるところ。旅行で来たからには、できるだけその街を味わい尽くしたくなるものです。




 オペレーション的には大変かもしれませんが、「1泊2食付き」も「1泊朝食付き」も「素泊まり」も、バリエーションが増えることは泊まる立場からすれば大歓迎。ロケーション的にも、歴史や文化をより身近に感じられる場所にある旅館。より多くの人々にアピールする手段となるのではないでしょうか。。




 東京オリンピック・パラリンピックを控えた今は、変革のチャンス!良い部分は残しつつ時代のニーズに応えていければ、日本人客も外国人客もますます泊まりたくなる場所になることでしょう。




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