FC2ブログ
2017
08.28

ついにスタート 全国空き家バンク検索サイト

Category: ニュース

 日本経済新聞2017年7月19日の記事「全国の空き家を簡単検索 不動産サイトが自治体と連携」にて、新しく始まる空き家検索サービスが紹介されています。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて大規模事業の建築ラッシュとともに、浮き彫りになってきた空き家問題。その問題解決の糸口となるでしょうか?



ついにスタート 全国空き家バンク検索サイト 
(イメージ画像:フリー素材より)




 こちらのサービス(「LIFULL HOME'S空き家バンク」という名称になる予定)自治体ごとに管理されている空き家バンクの情報を一元化し、全国の情報を検索できるものとなるようです。不動産情報サイト「ライフルホームズ」を運営するLIFULLと、一般社団法人「全国空き家バンク推進機構」が連携し、9月のスタートを目指します。この機構は国土交通省のモデル事業の一つで、6月に発足したばかり。国と民間お互いのノウハウを駆使し、問題解決に取り組んでいただきたいところです。




 それにしても全国の情報をまとめて検索できるサイトが、ようやく立ち上がったという印象です。地方創生や遊休地の有効活用などいろいろと活性化が必要な中、各地域の方たちがそれぞれに動き出している状況だと感じます。「とにかく今すぐどうにかしないと!」という危機感が、行動につながっているのでしょう。各地の点の動きを線や面にするために情報を共有し、需要と供給をより多くつなげていくことに期待します。




 これまでも空き家情報は公開されていましたが、各自治体で形式がバラバラで使いづらかったそう。サイトオープン後は、統一されたフォーマットで表示されます。顧客がサイトで情報を収集し、比較・検討。直接各自治体に問い合わせて話を進めるとのことです。仲介料は発生せず完全無料のサービスとなります。




 総務省が公表した平成25年住宅・土地統計調査によると…日本の空き家戸数は820万戸、空き家率は13.5%で、過去最悪を記録。このペースでいくと、2033年には30%に上るとの予測もあります。人口が減少して高齢化も進み、空き家も増えるとなると街に活気がなくなってしまいます。これからの街づくりを根本から考え直さなければならない時期に来ているのかもしれません。2020年以降のビジョンも見すえていかなければ、と改めて感じるニュースです。


 
Comment:0
2017
08.24

日本では博物館、シンガポールではギャラリー

Category: ニュース
 
 東洋経済ONLINE2017年7月23日の記事「シンガポールで輝く日本発の異色ラーメン店」にて、ユニークなラーメン店「Ramen Gallery TAKUMEN(宅麺)」が紹介されています。ラーメン人気はもはや世界的なものになっており、シンガポールでも200店舗以上がひしめいているとのこと。その中でも異彩を放つその戦略とは?




日本では博物館、シンガポールではギャラリー 
(イメージ画像:フリー素材より)




 「Ramen Gallery TAKUMEN」は味も地元もさまざまな8店の味が楽しめる、まさにセレクトショップ型のラーメン店。運営するグルメイノベーションは、日本全国100軒以上のラーメンとつけ麺のお取り寄せサイト「宅麺.com」を運営する企業。味の決め手のスープにこだわり、お店のレシピを再現。ストレートタイプにすることで、実際に提供されるラーメンを家庭でも楽しめるということで人気のネット通販サービスです。今年からは同じサービスをシンガポールでもスタートさせています。




 この「宅麺.com」で培った各店舗との信頼関係が「Ramen Gallery TAKUMEN」へとつながっているそう。スタッフを店舗に派遣し修業を積み、正確なレシピを作成。シンガポールでその味を再現し、店主が最終チェックをして作り上げたそうです。




 さらに8店舗分の材料を仕込むために工場を借り、スープは冷凍、麺は日本から持ち込んだ製麺機で打ち毎日運んでいるとのこと。ここにもネット通販でのノウハウが活かされています。店内調理のオペレーションがシンプルになり、スープの鮮度も保たれ、お客は現地の味をそのまま楽しめる。一石二鳥、三鳥なこのシステム、ネット通販発信ということも併せて、とても今どきな運営方法かもしれません。




 「らーめんけいすけ 豚骨王」「博多一幸舎」「一風堂」など、海外進出している店舗も増えていますが、やはり個人店から始まることの多いラーメン店にとって、海外はハードルが高いもの。面倒な手続きや利益確保などの面でも「Ramen Gallery TAKUMEN」方式は、メリットがあると言えそうです。




 中華系の方が多いシンガポールでも、日本のラーメンがこれほどまでに人気なんですね。欧米でも受け入れられているそうなので、いろんなUMAMI(うまみ)が凝縮されたラーメンは世界中の人々の食欲を刺激する一品になりつつあるのではないでしょうか。




 個人的にはインドカレーのようなポジションになっていくとおもしろいなと思います。さまざまな味のバリエーションがあり、それぞれに個性があり毎日でも食べられる…というような存在。その日が来ることを期待しつつ、まずは進化し続ける日本のラーメンを楽しむとしましょう。




Comment:0
2017
08.21

あなたとドンドンコンビに、ファミリーマート

Category: ニュース
 
 東洋経済ONLINE6月28日の記事『澤田社長、「ファミドンキをぜひ実現したい」 ファミリーマートが次々と提携を広げる理由』にて、ファミリーマートの社長・澤田貴司氏のインタビューが紹介されています。ドンキホーテ以外にも、GoogleやLINEなどIT系企業との提携や協業を発表しており、今後の展開が注目のファミリーマート。社長がみつめる未来とは?




あなたとドンドンコンビに、ファミリーマート 
(イメージ画像:フリー素材より)




 2016年9月にユニーグループと経営統合し、コンビニ同業のサークルKサンクスを取り込み、日本のコンビニ店舗数で2位となったファミマ。それでも1位のセブン‐イレブンには水をあけられている状況です。コンビニの指標である1日あたりの1店売上高(日販)はセブン66万円、ファミマ52万円と開きが。そこで店舗数だけでは測れない、企業価値を高める方向へ本格的に舵を切るようです。




 IT系と組むことによって発注・検品・補充などはAIを活用して業務を効率化。その分店員はより丁寧な接客に注力していく、POPはデジタル化し、きめ細やかな商品提案や販促に結びつけていくなどの計画がすでに視野にあるようです。




 今の世の中、小売業にとって無視できないのはアマゾンや楽天に代表されるネット通販系でしょう。特にアマゾンは、人々の生活のあらゆる場面に進出するかのようなの勢い。GoogleやLINEとの提携は、直接のライバルであるセブン‐イレブンだけでなく、ネット通販サービスにも対抗していく布石なのか?などと期待が膨らみますね。




 さてファミマとドンキの提携ですが、具体的にはこれから検討していくのだそう。ドンキホーテは長崎屋をMEGAドンキとして再生させた経験があり、それをユニー系のスーパーの再建に活かしたいというもくろみもあるとか。ちなみに「ファミドンキ」はインタビュアー発信のワードのようですが、やはりどのようなコラボになるのかが気になるところ。あらゆるモノが売られている混沌としたコンビニ。そんな店舗があってもいいのではないでしょうか?社長も「コンビニだけど、めちゃくちゃなお店」とおっしゃっております。




 大きく体制が変わった業界2番手の動き。会社が大きく変われるまたとないチャンスです!ここで今までと同じ発想で行くのはもったいない。ぜひ新しいコンビニの形を提案していっていただきたいですね。




Comment:0
2017
08.14

不動産業界にもAIの波がやってくる!?

Category: ニュース
 
 財経新聞2017年6月25日の記事「AIによる飲食店舗向け賃貸物件の家賃決定システムが試験運用へ」にて、産学共同による新しい取り組みが紹介されています。いわゆる「居抜き」物件の適正な家賃を割り出すために、AI(人工知能)を活用するとのことです。



 
不動産業界にもAIの波がやってくる!?
(イメージ画像:フリー素材より)




 近ごろ何かと耳にすることが増えてきたAI。私たちの生活に何をもたらしてくれるのか、具体的なイメージが見えづらいのがもどかしいところでもあります。「AIが普及するとなくなる職業は●●」という文脈で語られたり、囲碁や将棋の世界では「プロがAIに敗れた!」といったことがニュースになったりしています。




 その点、今回の家賃決定システムは目に見えてわかりやすい事例ではないでしょうか。飲食関係の居抜き物件の賃貸価格は、営業マンの経験と勘に基づいていることが多く、共有や継承がなかなか難しいのだとか。ある程度相場が決まっている住居やオフィス物件とは異なることも、理由にあるようです。




 このシステムを共同開発したABC店舗と奈良先端科学技術大学院大学は、2011年から研究を進めていたとのこと。ベテラン営業マンの経験を数値化するアルゴリズムを開発し、試験運用のはこびとなりました。一見ニッチに見えますが、居抜き物件市場はかなり増えてきています。




 例えば、エスニック系の店舗が居抜きで開業したと思われるパターン。居酒屋風の掘りごたつ席で、和の器で本格的なカレーが出てきたり、小料理屋風のたたずまいにもかかわらず、店に入ると東南アジアの雰囲気の中タイ料理が楽しめる、というちょっとうれしいギャップ。他にもファミレスからより勢いのある専門系の外食店へ、という事例もありますね。




 新しいものを生み出すことも重要ですが、今あるものを有効活用していくという発想も忘れてはならないと思います。またAIが進化するほど、人間ならではのコミュニケーションや情の部分がよりポイントになってくるのではないでしょうか。今回紹介したシステムもベテラン営業マンの経験値を元に開発しているとのことですし、データの蓄積があって、はじめてAIが活きてくるといえるでしょう。




 AIによる客観的なデータの蓄積を使いこなすのは、やっぱり人間なのですから。うまく共存していくことが今後の課題であり希望だと感じるニュースです。




Comment:0
2017
08.07

LINE村からサワディーカー

Category: ニュース
 
 日本経済新聞2017年6月19日の記事「LINE、タイに遊戯施設 VRアトラクション設置」にて、LINEがバンコクにオープンさせる「LINEビレッジ」が紹介されています。まずはキャラクターグッズを販売する店舗が6月23日にスタート。その後VRアトラクションなどが体験できる施設を順次増やしていき、年末には全面開業を目指しているとのことです。



LINE村からサワディーカー 
(イメージ画像:フリー素材より)



 グッズ販売やゲームとコラボしたイベントなど、コンテンツ別の店舗やイベントはこれまでもありましたが、常設のテーマパークは初の試み。しかもタイ・バンコク。その理由は、LINE人気の高さでしょう。タイの携帯電話利用者のうち、LINEを利用している人は90%を越えるとか。日本に次ぐ主要な市場となっています。(ちなみにLINE利用者の主要4カ国は日本・タイ・台湾・インドネシア)




 バンコク中心地の商業施設サイアムスクエア内にオープンするということで、立地は申し分ありません。若者が集まるトレンド発信地的なスポットですので、他の店舗との相乗効果も見込めるでしょう。またタイは、言わずとしれた人気の観光地。世界中から訪れる観光客にLINEとそのキャラクターたちの存在をアピールできれば、サービスの普及につながるかもしれません。




 今後整備されるVRアトラクションとはどのようなものになるのでしょう。詳細はまだ明らかになっていませんが、LINEの世界の住人気分が味わえるのでしょうか。自分が新しい丸っこいキャラクターになれたりしたら、結構楽しめるかもしれませんね。




 ところでタイの人はPOPでかわいいモノが好きなのでしょうか。日本人としてはスタンプは多用しますが、LINEのキャラクターが特に好きという感覚はあまりない気がします(若者やお子さまたちはキュンキュンしているのかもしれませんが…)。LINE初のテーマパークがバンコクから、というところが少し不思議に思った次第です。




 しかしLINEとしては当然それなりの展望があってのことでしょう。ここ最近、企業としてのLINEの動きは非常に活発です。さまざまなアプリにとどまらず、LINE Payなどのサービスを打ち出し、コミュニケーションのプラットフォーム化を進めています。先日にはファミリーマート・伊藤忠商事との提携を発表し、AIを駆使した次世代型コンビニ店舗の開発を打ち出しています。Amazon Goに対抗できますかどうか。




 「LINEビレッジ」に話を戻しますと、5億バーツ(約16億円)を投資し、年間1200万人の来場を目指すとのこと。また他の都市にも展開していくそうです。タイでのLINE人気をさらに押し上げることができるでしょうか。年末に登場するアトラクションに期待しましょう。




Comment:0
back-to-top