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2016
06.27

新宿を変えるバスタ新宿

Category: ニュース

 日本経済新聞電子版2016年4月4日の記事「新宿の新バスターミナル開業 高速路線、1日最大1600便超」によると、新宿駅南口に国内最大級のバスターミナルがオープンしたとのことです。




新宿を変えるバスタ新宿 
(イメージ画像)




 新宿駅周辺は高速バスの発着所として有名でした。冬になるとスキー道具をもった若者たちであふれかえる姿がよくみられ、中・長距離バスが往来する都内有数のバス乗り場としてにぎわいをみせていました。




 ただ、駅周辺にバス乗り場が点在していたため、利用客からは分かりにくく、不便との声は以前からありました。また、同地区は慢性的な渋滞が発生する場所でもあり、バス、タクシー、乗用車が列をなし、慢性的な交通渋滞を解消することが課題にもなっていました。




 そこで分散化していたバス乗り場を新宿駅南口に集約して、交通渋滞も緩和でき、さらにはJRや地下鉄との相互乗り換えも期待できるバスターミナル「バスタ新宿」の完成が待たれていました。




 完成した建物は4階建て。2階はJR新宿駅の改札があり、3階にはタクシーとバス乗り場が併設、4階はバス専用の発着所となっています。これで公共交通機関の乗り換えがスムーズに行われるようになります。




 メインの高速バスは1日最大で1600便ほどの運行を想定しています。39都府県を結び、バスが混雑する時間帯には山手線並みの運行間隔で発着が行われます。新宿駅エリアの再開発は平成に入ってから頻繁に実施されてきましたが、バスターミナルを中心とした再開発はとても珍しい案件です。




 バスタ新宿の隣接地には高さ170mのJR新宿ミライナタワーも完成しており、新宿駅南口の開発はさらに加速をしている様子が伺えます。新宿駅東口は商業施設が並び、西口は超高層ビルが立ち並ぶビジネス街の顔をもっていました。




 南口は高島屋がありましたが、東口や西口と比べてあまり特徴がみられませんでした。しかし、国内最大のバスターミナルができたことにより、東口、西口との差別化ができ、あらたな人の流れができつつあります。おそらく今後、バスタ新宿が南口のシンボルとして発展していくことでしょう。




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2016
06.20

国内初の2x4木造5階建老人ホーム完成

Category: ニュース
 
 5月25日付の日本経済新聞プレスリリース『三井ホーム、東京・足立にツーバイフォー工法の5階建て特別養護老人ホームが完成』によると、三井ホームは2X4工法による国内最大級の建築物が足立区に完成することを発表しました。この建物は社会福祉法人・聖風会により特別養護老人ホーム「花畑あすか苑」として、活用されていくことになります。





国内初の2x4木造5階建老人ホーム完成、三井ホーム 
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 従来木造建築物は防火などの観点から、2階以上の高層化に対して厳しい規制が敷かれていました。この規制が緩和され、都市部の防火地域でも部材に制限はあるものの、1時間の耐火認定をクリアすれば建築が可能となりました。国産木材のより一層の普及を目指すと共に、環境に優しい再生可能資源の利用を促進したいという意志の現れでもあるでしょう。

 この規制緩和によって在来工法における柱や梁などの耐震・耐火性能といった技術革新も進んでいますが、今回2x4工法による国内最大級の建築物が完成することになります。




 今回建築物に取り入れられたのは地震などによる水平方向からの圧力に対して強度を高めた、高強度耐力壁(ミッドプライウォールシステム)と補強に用いるオリジナル金具(タイダウンシステム)で、カナダのフォリンテック社とブリティッシュコロンビア大学によって考案された最新技術です。




 この技術の導入によりより高い耐震性能と自由な空間設計が可能になります。また個室ユニット組み立て工法により工費を抑え、コストパフォーマンス面でも優れたものになっています。尚、この取り組みは国土交通省の平成26年度木造建築技術先導事業として採択されています(木材を用いた大規模な建築物の技術革新と普及、持続可能な再生可能資源の使用促進を目的とし、モデル事業を選定して一部補助を行います)。




 三井ホーム株式会社は木材を用いた商業施設などを展開する「witn wood」を成長戦略の1つとして位置づけており、環境や人間に優しい木造建築物の利用と中高層木造建築の商業施設展開にとどまらず、福祉や文教施設への拡大も視野に事業を推進していくとしています。




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2016
06.16

京都の斬新的な観光スポット

Category: ニュース
 
 日本経済新聞電子版2016年5月3日の記事「「鉄道博物館開業の京都・梅小路 回遊性高める整備続々」によると、京都にあらたな観光名所がオープンしたとのことです。




京都の斬新的な観光スポット 
(イメージ画像)




 古都、京都といえば歴史漂う街並みが魅力的です。京都には国内外から多くの観光客が訪れ、国内最大の観光地といっても過言はありません。清水寺や金閣寺、嵐山など、市内には観光スポットが目白押しです。




 京都市内そのものが観光スポットといえますし、市内を歩くだけでも歴史気分を味わえます。そんな京都に似つかわしくない新しい観光スポットが京都駅近くに誕生しました。国内最大級を誇る鉄道博物館「京都鉄道博物館」です。




 管内には国鉄時代に使われていた車両が展示され、敷地の一部には蒸気機関車の車両基地が再現されるなど、その規模は他の鉄道博物館を凌ぐ規模となっています。博物館開業以来、大勢の観光客でにぎわいをみせているようです。




 道博物館と京都という組み合わせはとてもユニークなものがあります。博物館がある京都駅西エリアは、東寺や西本願寺、東本願寺といった京都らしい寺社がある地域です。そこに国内最大級の京都水族館ができ、さらに今回、京都鉄道博物館はオープンする運びとなりました。




 今後、近隣に温泉施設ができる可能性もあるなど、京都駅西部地区は今までにない京都の一大観光スポットへ変貌しようとしています。京都には景観条例というものがあります。高い建物がつくれず、また、大きな看板も規制され、街全体を歴史的観点から保護する施策が実行されています。



 日本一厳しい景観規制とも評され、京都の観光にも影響を与えています。歴史を重視する街にあって、京都鉄道博物館の開業はとても目を引きます。周辺の水族館、さらには京都の象徴でもある寺社をセットする形で回遊性を高めながら観光する試みもあるようです。




 再開発するにも規制が厳しい京都ですが、いろいろなジャンルの観光スポットができることにより、歴史ある伝統的な観光地もさらなる注目を集める効果があるのかもしれません。




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2016
06.13

激突? 天神 vs 博多駅

Category: ニュース
 
 朝日新聞電子版2016年4月21日の記事「KITTE博多オープン 開店前から500人が行列」によると、九州初出店となる博多マルイがオープンをして、大勢の買い物客でにぎわったとのことです。




激突? 天神vs博多駅 
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 九州の玄関口博多(福岡市)。この街は地方都市の中でもっとも勢いがあるといわれています。福岡市の人口は昨年、神戸市を抜き全国第5位になりました。福岡市は昔から商いの街、そして商業の街として発展してきました。




 福岡市の最大の繁華街は天神。この天神地区は九州の中心商業地として連日にぎわいをみせます。大丸、三越、岩田屋の各デパート、天神コア、イムズ、ソラリア、パルコの商業ビル、そして天神地下街と、押しも押させぬ大繁華街を形成しています。




 九州の流行発信地が天神です。天神から地下鉄に乗り5分少々で到着するのが博多駅。JR博多駅には地下鉄も乗り入れ、JRと地下鉄の一日平均乗車人数は約20万人に上ります。JR博多駅の駅ビルは2011年、九州新幹線開業と同時にJR博多シティーとしてリニューアルオープンしました。




 JR系の商業施設・アミュプラザ、東急ハンズ、さらに阪急デパートが入居をし、以前とは見違える駅ビルになりました。そこに今年4月にはJR博多シティーに隣接するビルとしてKITTE博多オープンすることになります。




 KITTE博多の核テナントは九州初出店のマルイです。これで博多駅地区には阪急、マルイの両デパート、博多駅地下街などあり、一大商業地ができあがりました。天神地区に比べれば店の数などは見劣りするものの、KITTE博多オープンしたことにより十分、天神に対抗し得る商業地が誕生したといえそうです。




 博多駅エリアの最大の特徴は回遊性。わずか狭い範囲の場所にさまざまな商業施設が密接しているため買い物にはとても便利です。天神にはないコンパクトさは博多駅エリアの魅力そのもの。九州の中で独り勝ちを続ける福岡市。今後、人の流れが天神から博多駅エリアに流れるのか、注目したいものです。




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2016
06.09

イオン、オーガニックSM展開へ「ビオセボン・ジャポン」設立

Category: ニュース
 
 2016年5月16日付の日経プレスリリース『イオン、オーガニックスーパーマーケット「Bio c’ Bon」を展開する「ビオセボン・ジャポン」を設立』によると、イオン株式会社はブリュッセルに本社を置くMarne & Finance Europe社と合弁会社の設立に合意、日本初となるオーガニック小型スーパーマーケット事業を展開していくと発表しました。

 同社はブリュッセルに本社を持ち、フランスを始めとする欧州においてオーガニックSM事業を展開するビオセボン社を傘下に抱えています。イオン株式会社はMarne & Finance Europe社と「ビオセボン・ジャポン」を設立、国内初となる小型SM事業を展開していくことになります。出資比率は50%。





イオン、オーガニックSM展開へ「ビオセボン・ジャポン」設立 
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 近年健康志向の高まりと共に食の安全や、安全安心な食の持続可能性に対する関心が高まっています。オーガニック市場も年率15%の伸びを示しており、世界的な規模で市場が拡大してきています。フランスはアメリカ、ドイツに続く市場規模を誇り年間売上は5,700億円超、政府自らが「Ambition Bio 2017」を掲げてオーガニック市場の推進を図っています。2017年までにオーガニック農地を2倍に、社員食堂などへの同食品導入20%など、具体的な目標を掲げて国を挙げた取り組みを見せています。




 対して日本はと言えば年間売上は1,400億円超、世界第7位と、成長の余地が大きいことを示しています。日本は2020年に東京五輪を予定していますが、五輪を期に破壊される環境批判の高まりを受けて五輪組織委員会では「環境への配慮」や「安全な環境の持続可能性」を掲げており、ロンドンやリオデジャネイロ五輪でもこの理念を踏襲していることから、東京五輪においても同様に引き継がれるとしています。




 国内のオーガニック市場の規模は小さく、小規模な農家が特定顧客のために生産しているというのが現状です。議員立法でオーガニック農家への支援が義務付けられましたが、栽培面積で比較してもイギリスの50分の1、ブラジルの70分の1にとどまっています。




 ビオセボン社はパリを中心に90店舗を展開、ミラノやマドリッドへの出店も計画しています。「食の安全安心と、日常使いが可能な価格」を武器に各地で出店を加速しており、今回の合弁事業が日本におけるオーガニック農産物の販路拡大、市場拡大につながる可能性を秘めています。イオン株式会社は日本初となるオーガニック認証商品も販売しており、両社の実績とノウハウによって更なる市場規模の拡大と、健康&ウェルネス分野での貢献を目指すとしています。




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2016
06.06

コンパクトシティー福井

Category: ニュース

 福井新聞電子版2016年4月28日の記事「福井駅西口にハピリンがオープン 県都の顔、飲食店中心20テナント」によると、北陸新幹線福井開業を控え、駅前にシンボリック建物が開業したとのことです。




コンパクトシティー福井 
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 福井県といえば北陸の田園豊かな地域とのイメージがあります。永平寺や東尋坊は福井が誇る観光名所です。その福井県の県庁所在地は福井市。あまり華やかなイメージはありませんが、北陸新幹線の延伸が予定されており、街では早くも開業を待ちわびる声があちこちから聞こえます。




 その北陸新幹線の開業を見据え、駅前では再開発が進んでいました。そして基本構想から14年が経ち、再開発ビル「ハピリン」がようやく完成しました。ビルは地上21階、地下2階建て。福井市の中でもっとも高く91mあります。




 1階~2階は20店舗を備える商業フロア。3階は多目的ホールがあり、7階から上は分譲マンションが入居しています。立地のよさからでしょうか、全室完売しているとのことです。「ハピリン」のオープン時には大勢の地元客でにぎわったようです。




 「ハピリン」が開業したJR福井駅エリアでは福井銀行本店の建て替えも予定されており、県都の顔がここ数年で大きく変貌する様子が伺えます。北陸新幹線を起爆剤として街の再開発が今後、進んでいくと思われます。




 福井市に限らず地方の県庁所在地は人口の伸び悩みや、人口減に悩まされています。戦後70年が経ち、中心市街地でも建物の老朽化が目につきます。再開発の構想が持ち上がってもなかなか計画に参加する企業は集まらないものです。




 地方都市の苦悩といえますが、ただ新幹線などのインフラがあると都市開発は促進されていくようです。福井市でも新幹線の開通で人の流れを呼び込み、魅力ある街づくりを目指しています。




 そのキーワードはコンパクトシティー。街の中心部の機能を高め、にぎわいをつくりだすというのです。この手法はどの地方都市でもみられ、福井市の街づくりはその参考異例として注目を集めそうです。




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2016
06.02

イオンモール岡山の衝撃

Category: ニュース
 
 山陽新聞電子版2015年11月21日「イオン岡山来客1800万人 初年度、車利用少なく目標割れ」によると、イオン岡山が開業して1年経ちましたが、目標来店客数は1割程度、下回ったとのことです。




イオンモール岡山の衝撃 
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 2014年、JR岡山駅南にイオン岡山がオープンしました。イオンは全国各地に展開する総合スーパーです。その中でも郊外型ショッピングモールの先駆けとしてイオンモールは誕生しました。ショッピングモール=イオンと思われているほど、イオンモールの知名度は抜群なものがあります。




 そのイオンモールの主戦場は有無を言わせず郊外でした。地方では郊外にイオンモールがオープンすると駅前の繁華街は打撃を受けました。人の流れは郊外に広がり、またそれが呼び水となり、郊外型の大型ショップが開店するという循環がつくられてきました。




 この方程式を壊したのがイオン岡山。郊外に積極的に展開してきたイオンが県庁所在地の岡山市中心部にイオンモール岡山をオープンさせます。イオンモールといってもその外観は都市型の商業施設。




 郊外に展開してきた従来のイオンモールとは違いをみせます。イオンが中核店舗として構えるも、地下2階、地上7階建の建物には、専門店や東急ハンズ、地元テレビ局のスタジオ、多目的ホール、シネマコンプレックスといったように都市を意識した店づくりをしています。



 流通戦争の主戦場が郊外から再び都心へ移り変わる可能性を秘めていたイオン岡山。来店客数が注目され、当初の目標は年間2000万人を見込んでいましたが、オープンから1年が経ちその目標には届かなかったものの、1800万人の来店があったとのことです。




 店側は車での利用者が少なかったことが目標数を下回った要因と分析しているようです。やはり都市型店舗のためマイカー利用者は少なくなるということが証明されたみることもできます。郊外型店舗は9割近くがマイカー利用といいますから対照的な結果です。岡山方式の都市型ショッピングモールが今後、全国に広がるのか流通関係者は目を細めて動向を注視しています。




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