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2016
04.25

ご近所さんも一見さんも集う場所

Category: ニュース
 
みなさんは「シーナと一平」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
突如ブレイクした男女デュオ?インディペンデントな日本映画?
いえいえ、この度オープンしたカフェ兼旅館の名前です。





ご近所さんも一見さんも集う場所 
(イメージ画像)




 YOMIURI ONLINE2016年3月18日の記事「空き家再生、カフェに 豊島区講座から事業化」にて、その様子が紹介されています。西武池袋線椎名町駅近くの商店街にて、空き家になっていたとんかつ一平の跡地に生まれたので「シーナと一平」。すでにただ者ではない雰囲気を感じます。




 1階はミシンカフェ。畳と座布団で、とってもくつろげる空間です。ミシンを使ってモノづくりをしながらお茶を楽しめるとのこと。世界各国の布で作ったカーテンがカラフルに壁を彩ります。なぜ世界かというと…2階が外国人観光客向けの旅館となっているから。とんかつ屋時代の住居部分を活かした和室をメインに構成されています。外国の方にとっては、飾らない日本らしさが感じられるのではないでしょうか。




 こちらの物件は、豊島区主催の講座「リノベーションスクール」の受講生の方が企画したプロジェクト。事業化第1弾ということで、期待がかかります。少子高齢化が懸念される消滅可能性都市という指摘もあり、街の活性化や有休不動産の再生に力を入れている豊島区。「シーナと一平」も人々が交流できる施設を目指して進められてきたとのことです。




 どんどん街へ繰り出してほしいという思いから、部屋はあえてシンプルに。眠るのには十分です。商店街には焼き鳥店や総菜店など安くておいしい食のお店が充実。さらにコインランドリーや銭湯もありますので、まるで椎名町に住んでいるような気分になることでしょう。




 建築中には壁塗りイベントを開いたり、ワークショップで宿の小物を手作りしたり(もちろんミシンで)など、すでに地域の方たちを巻き込んで良いコミュニケーションを生み出しているようです。




 これは一見地味な街(失礼)にも希望が持てるプロジェクトではないでしょうか。
核となる交流の場を作り→地元の方たちを刺激し→地域の新しい魅力が発見され→さらに魅力を高めるためにアイデアを持ち寄り→街に活気が生まれるというスパイラル。きっかけがあれば、どんな街でも好転する可能性があると思います。




 豊島区としては空き家率を解消すべく、2019年度までに100件のプロジェクトを実現させたいとのこと。実現すれば、おもしろいエリアに生まれ変わりそうですね。




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2016
04.18

ピンチをチャンスに オフィスをホテルに

Category: ニュース

 不動産業務サポートサイトR.E.port2016年3月18日の記事「オフィスビルや商業施設をホテルに再生するビジネス開始/ザイマックス」によると、株式会社ザイマックスが新たな不動産再生ビジネスをスタートさせたとのことです。




ピンチをチャンスに オフィスをホテルに 
(イメージ画像)




 訪日外国人の増加に伴って、ホテル不足が問題になっています。全国でさまざまな開発が進行中ですが、他にもAirbnbなど民泊も法規制が整備されつつあり、受け入れ態勢は広がりを見せています。それでも、国内の旅行客や出張ビジネスマンが部屋を押さえるのも一苦労だという話もよく耳にします。




 そんな中、2年ほど前からオフィスをホテルにコンバージョンする動きが活発化し、本格的に手がける企業も増えてきました。遊休不動産を有効活用しながら、費用も工期も短縮できるコンバージョンで多様なニーズに応えていこうとする狙いです。




 ザイマックスはオフィスだけでなく商業施設のコンバージョン、さらには新築ホテルの供給も取り扱うとのこと。手始めとして大阪と京都で古くなったオフィスビルを「karaksa hotel」として再生。3月から開業しました。またロードサイドの大型店舗は、ホテル「大阪泉佐野プロジェクト」に。2016年末にオープン予定です。




 3年後にはホテルビジネス事業として10棟・1500室を計画しているとのことです。と同時に集客促進の布石も抜かりなし。ASEAN諸国をターゲットとすべく、まずはフィリピンの企業と提携を検討しているとのこと。もちろん中国の企業との協力関係も進めていくそうです。




 karaksaブランドで大阪・京都を中心にツアーなどもおこなっているザイマックス。不動産会社の枠を超えた積極的な仕掛けがユニークですね。京都・奈良の人気は言うまでもありませんが、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが絶好調なこともあり、関西エリアはいま日本で一番ホテルが取りにくいと言われているとか。




 大型開発案件が注目されがちですが、コンバージョンなど中小規模の開発も積もれば山となります。インバウンド向けとはいえ、我々日本のユーザにとっても選択肢が広がるのは良い傾向だと思います。




 問題があるときこそ、いろんな知恵やアイデアが生まれるチャンスです。今こそもっと自由でフレキシブルなホテルのあり方を、本気で考えるときなのではないでしょうか。


 
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2016
04.14

自由が丘から世界へ ライフスタイルを発信するコエハウス

Category: ニュース
 
 繊研plus2016年3月8日の記事「コエ、今秋生活提案型で自由が丘に」によると、ストライプインターンナショナル(旧クロスカンパニー)が「コエハウス」を自由が丘にオープンさせるとのことです。同ブランドとしては初の都内店。既存店の「コエ」と違い、アパレル以外にも生活雑貨や飲食店も併設するライフスタイル型店舗の誕生です。





自由が丘から世界へ ライフスタイルを発信するコエハウス 
(イメージ画像)




 「ハウス」というだけあって、ショップのコンセプトは「家」。木材をふんだんに使った外観になる模様です。設計は代官山蔦屋書店で知られるクライン・ダイサム・アーキテクツとのことなので、洗練されながら落ち着いた空間になることでしょう。




 店舗構成は、1階がサラダショップ、2階がレディスアパレル、3階がキッズアパレルと雑貨、地下1階がメンズアパレルと雑貨となるとのことです。自由が丘エリアのファミリーにはぴったりのラインナップではないでしょうか。また、間伐材を使った食器や玩具の木製品も取り扱います。「コエ」のブランドフィロソフィーであるヘルシー、エコロジー、ハッピー、リラックス、クリーンをトータルに体現するフラッグシップショップになりそうです。




 「コエ」を運営するストライプインターンナショナルは、3月1日に社名を変更したばかり。「earth music&ecology」が人気で、業績を伸ばしています。今後グローバルカンパニーとして成長するためにも「インターナショナル」を冠したそうです。




 そんな会社のグローバル戦略において重要な役割を担うのが「コエ」。立ち上げの2014年から海外進出を視野に入れたブランドだったとか。環境負荷の軽減や人権・労働環境に配慮するという「フェアサプライチェーン」に積極的に取り組んでいます。平たく言うと、人や地球にやさしいということでしょうか。




 と、その前にまずは日本での足固め。これまではモールへの出店や地方店が多かったようですが、自由が丘という一等地で「コエ」のブランド力アップを目指します。




 年内に東証一部に上場する計画があるという同社。新たなブランドやレンタル事業もスタートさせ、これからのアパレル業界を活性化させる存在になっていくことと思います。ユニクロやMUJIのように、世界で戦えるプランドに成長することを期待しましょう。




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2016
04.11

グッジョブを体験する?!「グッジョバ!!」オープン

Category: ニュース

 東洋経済ONLINE2016年3月6日の記事「よみうりランド、100億円投じた新施設の狙い 遊びと学びの"一石二鳥作戦"は成功するか」にて、モノづくり体験型の新アトラクション「グッジョバ!!」が紹介されています。




グッジョブを体験する?!「グッジョバ!!」オープン 
(イメージ画像)




 自動車、食品、ファッション、文具という4つの工場=factoryで構成されており、コラボ相手は日産自動車、日清食品、ワールドと島精機製作所、コクヨ。いずれも強力なパートナーです。それぞれの業種の特色を活かしたアトラクションとワークショップが体験できるとのことです。




 「グッジョバ!!」は一般の遊園地のように乗り物を楽しむだけでなく、参加しながらモノづくりを学ぶことができる施設。お子さんをお持ちの方には気になるエリアの誕生です。よみうりランドとしては開業以来の大型投資。約100億円を投じ、入園者数アップへ繋げたいところです。




 海外発のキッザニアやカンドゥなどのお仕事体験施設との違いはエンタテインメント性とのこと。学びと遊びのバランスが工夫されています。日本ならではのユニークなアイデアをアトラクションに落とし込んでいければ、おもしろくなるのではないでしょうか。




 ターゲットは子供とその親、さらに祖父母世代までを想定しています。遊園地としてはぜひ、カップルたちもも取り込んでいきたいところ。オリジナル焼きそばやノートが作れるワークショップなど、若者にも人気が出そうな予感。屋内のアトラクションが多く、お天気に左右されずに楽しめるのもポジティブな要素だと思います。




 また遊園地としてはリピーターの確保が欠かせません。コラボ企業の増加やアトラクションの入れ替えなど、今後の活性化も課題かもしれませんね。何はともあれまずはたくさんのファンを作り出すことができるでしょうか。




 「グッジョバ!!」オープンに伴って、強気の値上げが発表されています。イルミネーションイベントが好調で入場者数を増やしている今だからこそ、攻めの姿勢でさらなる進化をめざす、よみうりランドに期待しましょう。




 ちなみにオープン初日に体験した方の話では、予想以上にアクティブでハードなアトラクションが待ち構えているそうです。おじいさま・おばあさまたちは、お気をつけください!


 
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2016
04.07

セブン史上最大 SEVENPARK ARIO KASHIWA誕生

Category: ニュース

 毎日新聞2016年2月25日の記事『「セブンパーク柏」今春オープン 東京ドーム3個分 3000人以上雇用見込む』によると、セブン&アイ・ホールディングスが今年の春、千葉県柏市に新業態の商業施設「セブンパークアリオ柏」をオープンさせるとのことです。





セブン史上最大 SEVENPARK ARIO KASHIWA誕生 
(イメージ画像)




 まず目を引くのはその広さ。13万平方メートルの敷地に、売り場面積は約6万5000平方メートル。さらに約1万3000平方メートルの広大な公園を備えているのが大きな特徴で、「セブンパーク」という名称の所以になっています。テナントは約200店で、日本初・県内初出店の専門店やイトーヨーカドーなど、セブン&アイグループの店舗も出店予定です。




 コンセプトは〝大人がトキメキ、子どもがワクワクする新体験 PARK〟とのこと。ショッピングだけでなくエンタテインメントやスポーツ、カルチャー、憩いの場まで、さまざまな体験ができる複合施設となります。以前ショッピングモールと街のあり方をテーマにお伝えしましたが、セブンパークもこの発想を体現する施設になることでしょう。




 3000人以上の雇用が見込まれる一方、地元の商店会の方は影響を懸念されているようです。また、先ごろセブン&アイの成長戦略と構造改革の発表があり、イトーヨーカドーやそごう・西武の不採算店舗の閉店が明らかになりました。その中には長年柏駅前で親しまれていた「そごう柏店」も含まれています。




 セブン&アイとしては、オムニチャネルでグループ内のシナジー効果を高め、成長を目指す意図を明確にしています。個々のブランドは保ちつつ、シームレスに商品やサービスを提供する体制を強化しつつあります。「セブンパークアリオ柏」にそごう柏店、もしくはそごう・西武の百貨店機能が移転するという話もあるとか。最近では三越伊勢丹が小型店に力を入れていることもあり、決してネガティブな要因ばかりではないと思います。




 柏近辺では意外なことに、大正から昭和にかけて、レジャーによる町おこしを目指した時期があったそうです。「セブンパーク柏」もその精神を受け継ぐかのように、アウトドア、ミュージアム、シネマ、スポーツ体験型アミューズメントなど広大な敷地を活かしたレジャー系の施設が充実。ファミリー・カップル・シニア世代まで幅広く楽しめる空間を目指します。




 周辺にはイオン系列のショッピングセンターなどライバルも多いですが、公園を整備し、お買い物をしなくても地域の人が集える環境は強みになることでしょう。


 
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2016
04.04

どんどん拡がるショッピングモール発想

Category: ニュース
 
 東洋経済ONLINE2016年2月27日の記事『ショッピングモールには理想の街の姿がある 東浩紀×大山顕「実は社会的弱者に優しい」』にて、作家・思想家の東浩紀氏とフォトグラファー・ライターの大山顕氏の対談が紹介されています。『ショッピングモールから考える』(幻冬舎新書)の一部抜粋で、モールを中心とした視点から快適な街のあり方など、多岐にわたって言及されています。




どんどん拡がるショッピングモール発想 
(イメージ画像)




 まずはユニークなタイのモール「ターミナル21」について。その名の通り空港のターミナルを意識した内装で、各階ごとに世界の都市がモチーフとなっています。その中でも特にはじけているのが東京フロア。外国人がイメージする東京をさらにパロディにしたようなキッチュさがあるとか。不思議なカタカナや適当な日本語があふれています。 ここまでひねりの効いた作り込みを、モールという広大な空間でやってしまうパワーに脱帽です。もはやテーマパークの域に達しているのではないでしょうか。




 一方日本のショッピングモールはどうでしょう。大手デベロッパーが手がけるため、クオリティや安心感がありますが、俯瞰で見ると画一的になるのは否めません。とはいえ地域の方々にとってはオンリーワンな存在。最近では地元色を打ち出した店舗やさまざまな工夫を凝らした店舗も増えてきたように思います。地元に愛されつつ、周辺からも集客し、さらにインバウンドも取り込んでいきたい…と募る想いが感じられます。




 また「ショッピングモーライゼーション」=「都市のショッピングモール化」という概念は、ユニークながらある意味納得。フリーライターの速水健朗氏が著書の『都市と消費とディズニーの夢―ショッピングモーライゼーションの時代』で提示しています。 発祥の地アメリカでは、ショッピングモールは都市計画の延長として考えられているとのこと。その考え方は、かのウォルト・ディズニーの構想が元になっているとか。時代を超えてその理想が現代に受け継がれています。




 「ショッピングモーライゼーション」が、日本で世界で着々と進んでいたんですね。消費者としては、出店しているテナントや経済効果に注目しがちで、モールと都市機能の関係という視点は新鮮でした。 さらには美術館、スタートレックの宇宙ステーション、クルーズ船まで、ショッピングモールの文脈で語られるとは。特にクルーズ船が動くショッピングモールというのは言い得て妙です。いずれも安全で快適な空間を提供しているところが人気の理由と言えるでしょう。




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