2017
02.23

アト・カルへまっしぐら 豊島区・池袋

Category: ニュース

 池袋経済新聞2017年1月10日の記事「豊島区庁舎跡地エリアの愛称を公募 2020年春に完成予定」によると、池袋東口ほど近くの再開発エリアが新しい愛称を募集するとのことです。庁舎があった場所とその周辺が対象。「国際アート・カルチャー都市」を目指す池袋のシンボルとなるプロジェクトだけに、隈研吾氏などそうそうたるメンバーが審査を担当します。



アト・カルへまっしぐら 豊島区・池袋 
(イメージ画像:フリー素材より)



 豊島区は街の魅力を高めるためさまざまな取り組みを進めています。その一つが先ほども挙げたアートやカルチャー、つまり文化の街として力を入れていること。区長の英断によるものだそうです。




 そのイメージは徐々に浸透してきているのでは?大正から昭和初期までは池袋モンパルナスと呼ばれるほど、若い芸術家が暮らしていたという歴史がある池袋界隈。戦争で一時途絶えかけましたが、そのDNAは生きていたのかもしれません。今では演劇やアニメ関係などさらに幅広いカルチャーを網羅し人を呼び寄せ、情報を発信し続けています。




 池袋の東に目を向けると、サンシャイン60の吸引力は未だ健在。通りも常に賑わっています。周辺にアニメイトや乙女ロードなどオタクや腐女子にとってはたまらないスポットが点在。秋葉原に次いでジャパニーズサブカルチャーの重要拠点になりました。東池袋のあうるすぽっと(舞台芸術交流センター)は池袋演劇祭の拠点にもなっていますし、西口の東京芸術劇場と双璧をなしています。




 そしてこのたび、アートとカルチャーの種をまき続けた土壌に大きな花が。今回愛称を募集するエリアの再開発プロジェクトです。概要をチェックしてみましょう。




 世界中の人々が出会う「まち全体が舞台の誰もが主役になれる劇場都市」がコンセプト。メインとなるのは、オフィスタワーと8つの劇場でしょうか。特に劇場は、10スクリーンを擁するのシネコンやさまざまなイベントに対応するホール、ライブ劇場など、充分なキャパシティを確保し、年間1000万人の集客と、270億円の経済波及効果を目指します。




 ちなみに2015年オープンした新市庁舎も東池袋エリア。としまエコミューゼタウンとして生まれ変わりました。緑豊かな外観ときめ細かなサービスが好評なようです。




 なにかと新宿や渋谷と比べられ、地味だとかあか抜けないなどと言われがちな池袋。そんな見方はもう過去のものになるのではないでしょうか。池袋らしさがありつつ、かつインパクトのある愛称に決まると良いですね。




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2017
02.20

どこまで広がる、いつまで続く、イオンの海外進出

Category: ニュース
 どこまで広がる、いつまで続く、イオンの海外進出

 イオンモールのアニュアルレポート「中国・アセアン地域で、ドミナント戦略による成長を加速。」によると、成長著しいアセアンにおいての出店は今後も引き続き進めていく模様です。国内でも次々に出店がされていくイオンモール、その拡大計画はいったいどこまで広がっていくのでしょう。




どこまで広がる、いつまで続く、イオンの海外進出 
(イメージ画像:フリー素材より)




2014年までにすでに中国とベトナム、カンボジアで開店

 2008年「イオンモール北京国際商城」から始まった海外への進出計画はその後、2010年「イオンモール天津TEDA」、2012年「イオンモール天津中北」、2014年「イオンモール天津梅江」「イオンモール蘇州呉中」「イオンモール武漢金銀潭」と2014年までに中国ですでに6店舗が開店していました。またインドネシアでも2014年「イオンモールタンフーセラドン」「イオンモールビンズオンキャナリ―」の2店舗が、カンボジアでは2014年「イオンモールプノンペン」の1店舗が開店していました。

 この間、日本でも続々と北海道から九州までの地域で開店しているのですが、日本全体での開店数と海外進出の開店数は共に近い数字になってきています。たとえば2014年を例にとってみると、国内での開店数は6店舗、海外でも中国が3店舗、インドネシアが2店舗、カンボジアが1店舗です。




2015年度の国内と海外の新しく開店した店舗数比較

 国内で2015年に開店した店舗数は5店舗でした。それに対し海外は7店舗。中国での「イオンモール北京豊台」「イオンモール蘇州園湖東」「イオンモール杭州良渚新城」「イオンモール武漢経開」「イオンモール広州番禺広場」、ベトナムでの「イオンモールロンビエン」、インドネシアの「イオンモールBSD CITY」です。

 いかに海外に力を入れているかがわかります。それと関係してか、国内では「イオンモール神戸南」のように出店が計画されたもののしばらく工事がストップし、開店時期が延長となったところも出ています。




海外出店が積極的に進められている理由

 短期的でなく中長期的に見ても高い成長率が見込まれる理由は、以下の通りです。

・個人消費の伸び:中国を例に挙げると、GDPに占める個人消費の割合は確実に増えています。2010年は35.9%だったが、2014年は37.9%。
・小売売上高の伸びが著しい:2桁の成長率であり、今後も消費マーケットの拡大が見込まれます。
・中間所得層の拡大の見込み:インドネシア、カンボジアは平均年齢が20歳代ですから、これからの伸び代が見込まれます。




2016年以降の動き

 2016年には中国で2店舗、ベトナムで1店舗、開店しました。そして2017年以降は中国で6店舗、カンボジアで1店舗、インドネシアで3店舗、開店する計画です。その勢いはまだまだ続く模様です。国内に目を向けてみると、2017年以降の計画は10店舗になっています。

 国内では、昔、力があった小売業は次々と淘汰され、ひとり勝ちの様相をもつイオンモールです。海外でも同じ方式ドミナント戦略によってブランド力を高め、仕入れや運搬などの効率化を図るオペレーションの向上を武器に進めていく考えのようです。名前を売ることと、実際のコストを下げること両方に目を向けたこの戦略はどこまで、いつまで成功し続けるのでしょうか。



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2017
02.16

ホームセンターが益々広大化、「カインズホーム」が人気の理由

Category: ニュース
 
 ZUU oneline 2017年1月9日の記事『ホムセンブーム?「カインズホーム」が人気を集める理由』によると、ホームセンターが何でも揃っている場所としてテーマパーク化し人気を集める傾向にあると伝えています。




ホームセンターが益々広大化、「カインズホーム」が人気の理由 
(イメージ画像:フリー素材より)



 最近のホームセンターは、ホームセンターと言ってもガーデニング、アウトドア用品ひいてはペットショップやカフェ、飲食店まで揃っているということで、家族で楽しみに出かける目的の場所となっています。




 特に埼玉県本庄市に本社を置く「カインズホーム」が人気を博していて、家族それぞれの趣向に合わせ、男性や子ども達のための日曜大工用品やキャンプ用品の数々、女性のためのガーデニングや調理器具、生活用品などを細かく網羅。また、大型家具や農機具などの珍しい展示も見ることができる楽しみも備えています。




 1972年にホームセンターが日本に初めて誕生して以来、2015年には既に4兆円マーケットに成長しています。特に「カインズホーム」で人気なのは、日用品などのPB商品の充実で、個性あふれたセンスのいいものが多く、グッドデザイン賞などに数々と輝く商品が多いのも人気の秘密です。




 また、DIYについてもDIY初心者に細かなアドバイスを動画で公開するなどのきめ細やかなサービスを行い好評です。




 「カインズホーム」は、ホームセンターを単なる商品を買う場所から「楽しい時間を過ごし、暮らしをさらに豊かにする場所」とする取り組みを行っています。2015年4月、埼玉県鶴ヶ島市の店舗を「次世代型」としてリニューアル、300席以上のフードコートの完備と広さ1800平方メートル、天井高6メートルの開放感ある全天候型ガーデンセンターが自慢です。まさにこれらを楽しみに時間を過ごす場所を目指しています。




 また、売り場面積1万7000平方メートル、取扱点数は約10万品目を誇り、「ないものはない」ということを目標に、大型店舗化ときめ細かな商品構成で様々な客層のニーズを満たしています。




 趣味も趣向も多様化した現代に大型化するホームセンターはそれらの多くの人達の刺激になり、楽しみな場所となっています。きめ細やかなニーズへの対応が人気を博して存在する理由ではないでしょうか。




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2017
02.13

レゴランド、開業後に拡張し名古屋を代表するリゾート開発化

Category: ニュース

 朝日新聞デジタル2016年12月13日の配信『レゴランド、開業後に拡張へ 社長「リゾートにする」』によると、来年4月、名古屋市港区金城ふ頭に開業予定のテーマパーク「レゴランド・ジャパン」のトーベン・イェンセン社長が開業後に敷地をさらに4ヘクタール拡張し、本格的なリゾート開発を進める方針を発表しました。




レゴランド、開業後に拡張し名古屋を代表するリゾート開発化 
(イメージ画像:フリー素材より)



 600人以上を雇用するというこの施設は、開業当初は9.3ヘクタールでスタートし、ローラーコースターなど40以上のアトラクションを備えた施設としてオープン。開業後はホテルも設け、敷地拡大とともにアトラクションも増設し、滞在型の施設を目指すことが今回新たに示されました。




 名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)第1展示館の跡地4ヘクタールをさらに拡張する方針で、名古屋のイメージを一新する一大テーマパークを目指すものです。広大な敷地とアトラクションの数、レゴランドとしての展示の楽しさをアピールする施設として名古屋を訪問する観光客が増えることを見込んでいます。




 このレゴランドの1日券の料金は、大人が税込6,900円、3~12歳は5,300円となっていて、テーマパークでは約1千万個のレゴを使い、名古屋城や東京スカイツリーなどの巨大作品を展示したり、ジェットコースターなど40以上のアトラクションやショーを設け、展示とアトラクションの両方が楽しめる施設となる予定です。レゴマニアの人達にとってはたまらない施設となりそうです。




 今回の発表によってさらに拡張が発表されたことで飽きられない施設、リピーターが増える施設としてさらなる魅力が検討されたものと言えます。




 東京ディズニーランド、大阪のユニバーサルシティに続く、名古屋のレゴランドとなるのか名古屋では期待されるリゾート開発となりそうです。




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2017
02.09

脱・日帰りを目指す奈良の「副都心」計画

Category: ニュース
 
 日本経済新聞、平成28年11月19日近畿経済B面の記事「奈良新玄関へ街づくり」によると、奈良は今「脱・日帰り」という目標に向かって新玄関への街づくりを進めています。実は、奈良は観光客の宿泊者数において徳島についでワースト2位です。大仏様で有名な東大寺、鹿が放し飼いになっている奈良公園、日本最古もしくは世界最古の木造建築といわれる法隆寺など名だたる観光資源があることを考えるとあまりに意外です。



脱・日帰りを目指す奈良の「副都心」計画 
(イメージ画像:フリー素材より)



観光資源には恵まれているはずですが…

 奈良公園では、たくさんの観光客が公園内だけでなく道路にまで堂々と出没する鹿に驚き、写真を撮っている姿をよく見かけます。これだけの広い空間を多くの鹿が自由に放されているのは世界的に見ても珍しいという外国人の声もよく聞きます。また大仏様が見られる東大寺も奈良公園内にあり、大仏様の鼻の穴と大きさが同じといわれる柱に空けられた空洞に嬉しそうに身体を入れている外国人の写真は、よくフェイスブックにもあげられています。


 他にも奈良には、京都よりも早く710年におかれた都である平城京があります。そして「古都奈良の文化財」として、東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城京は世界遺産に登録されています。このように有数の観光資源があるにも関わらず、関西の中での宿泊旅行人数は大阪がダントツ一番、京都が二番、兵庫・滋賀・和歌山そして奈良となっているのです。


 奈良公園周辺での半日観光が終わり、京都・大阪へ移ってしまえるアクセスのよさが長時間滞在とならない理由のひとつでしょう。この問題を解決するためには、より南へと人々の拠点を移し、奈良公園以外の観光地へも目を向け訪れてもらう必要があります。




新たな「副都心」を形成する大がかりなプロジェクト

 この計画の中心となる地区は、JR奈良駅と郡山駅間の奈良市・八条地区、つまり奈良市の中心、奈良公園よりも南の地区です。阪神甲子園球場の8倍強にあたる約32・3ヘクタールを一体を整備し、完成は2024年の予定です。


 その開発の目玉となるのは、JR新駅の設置と京奈和自動車道の奈良IC(仮称)の完成で、これにより、JR大阪・奈良間は短縮され45分程度となり、関西国際空港からの道路での移動は1時間15分程度まで短縮されます。この短縮の結果、関西国際空港から直接、奈良に呼び込むことを狙っています。


 奈良公園の最寄駅は近鉄奈良駅であり、奈良で一番にぎわう地区ですが、奈良市役所からたった2kmしか離れていないこの八条地区は、奈良公園方向ではないことと、唐招提寺・薬師寺がある西ノ京地区に隣接していることから、奈良公園以外のところに観光客の目を向けさせることができます。


 またJR新駅は法隆寺駅にも行きやすく、観光客をまた別の世界遺産である法隆寺へと向かわせます。奈良公園だけでない地区に観光客を誘い、滞在型のコースを提案できるかがこの計画の鍵です。


 他にも、7世紀前半のものとされる高松塚古墳や石舞台など古代のロマンを感じられる観光地もあります。この副都心の開発で空港からのアクセスがよりよくなり、奈良を目指し、奈良に滞在する観光客が増え、大阪・京都・神戸だけでない歴史ある古都奈良を知ってほしいものです。




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