2017
11.13

地域ならではのアウトレットを目指すイオンモール

Category: ニュース
 
 J-CAST会社ウォッチ2017年10月5日の記事「イオンモール、広島にアウトレット1号店 2018年春に開店へ」にて、イオンモールによる地域創生型商業施設の開業が紹介されています。その名も「THE OUTLETS」。従来型とは異なるアウトレットとなる、その概要を見ていきましょう。



地域ならではのアウトレットを目指すイオンモール 
(イメージ画像:フリー素材より)



 コンセプトは「本格的アウトレット×エンターテインメント×地域との出会い」の3本柱となっています。

・アウトレット
国内外のブランドショップを集結。中国・四国エリア初出店のブランド進出もあるとか。

・エンターテインメント
シネコン、屋内スケートリンクが登場。地元プロスポーツチームとのコラボコンテンツも予定されているそう。プロ野球のカープは絶好調ですが、サッカーのサンフレッチェもがんばってほしいところです。

・地域創生
地場産業を取り扱い、地域に根ざした大規模な道の駅のイメージでしょうか。広島・瀬戸内の食文化やライフスタイルが体験・体感できるゾーンになります。広島と聞くと牡蠣やもみじ饅頭が浮かびますが、他にもまだ見ぬ魅力が発見できることでしょう。




 ロケーションは広島市佐伯区。ひろしま西風新都と呼ばれ、住む・働く・学ぶ・憩う場所を備えた広島の副都心とされるエリアです。新たな街づくりが進められており、その中で「THE OUTLETS」が大きな役割を担っていくのではないでしょうか。広島の中心地や高速道路のICからのアクセスも良いので、県内や近隣からもお客を呼び込めそうですね。




 全国各地のアウトレットがそれぞれに工夫を凝らし、集客に努めています。エンタメと地域を巻き込む要素があればリピーターが増え、地元に愛される場所になっていくことでしょう。イオンは営業利益、経常利益ともに過去最高を記録したとのこと。店舗を増やすだけでなく街づくりに貢献し、ともに発展しようという姿勢がこれからの商業施設にとっても重要なのかもしれません。




 ちなみにこちらのプロジェクト「ジ アウトレット」と読みます。「ザ」ではありません。ご注意ください!




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2017
11.09

住まいるでスマイルを ヤマダ電機が提案する快適住空間

Category: ニュース
 
 流通ニュース2017年9月29日の記事「ヤマダ電機/家具・インテリア雑貨の新業態、2018年度・20店体制へ」にて、ヤマダ電機の新店舗と今後の方針が取り上げられています。家電だけでなく家具、インテリア雑貨、リフォーム、不動産販売までを取り扱う「家電住まいる館 YAMADA」。グループ力を結集し、住まいをトータルサポートする店舗の誕生です。



住まいるでスマイルを ヤマダ電機が提案する快適住空間 
(イメージ画像:フリー素材より)



 横浜市にオープンした「家電住まいる館 YAMADA 新山下店」は、2Fが家電フロア、3Fが暮らしと住まいのフロアという構成。「テックランド」から生まれ変わり、2倍の客数を目指します。3Fではグループの住宅関連企業(住宅メーカー、不動産、住宅ローン)の受付や紹介をするコーナーを設置。住宅の購入やリフォーム、家電や家具の購入まで、家に関するあらゆる提案が可能に。単なる併設にとどまらず、より強力なシナジー効果を発揮することでしょう。




 家具・インテリア雑貨の販売は新規参入ですが、ゆくゆくはオリジナル商品の開発も計画しているとか。暮らしと住まいのフロアは20代~30代女性を意識し、温かみのある内装で居心地の良い雰囲気に。直営のカフェもあるので、広い店内で疲れたときのブレイクにぴったりですね。




 プロジェクトを担当する三嶋副社長は、家電とリフォーム業界で実績のある方。「リフォームすることで生活が改善される」ことをアピールし、ユーザの興味を引きつける店作りを進めています。さっそく家電とリフォームの相乗効果が見込めるテレビ、冷蔵庫、エアコン、照明の売場を拡大したとのことです。




 最近の傾向として、家電と家具を同時に購入する方が増えているとか。例えばテレビとテレビ台、冷蔵庫に合わせてダイニングテーブルやソファを買うというパターンです。たしかにこの買い方だとバランスやコーディネイトを確認できるので失敗がなさそう。まとめて配送できる上に、家電も家具も設置までOKなのはユーザとしてもうれしいポイントです。




 売り場の配置や工夫に加えて社員にインテリアコーディネーターの資格取得推奨するなど、ハード・ソフト共に強化を図る「家電住まいる館 YAMADA」。グループ企業をフルに活かそうとする意気込みが表れていますね。2018年3月までの約半年間で20店舗まで増やす計画とのことです。




 あらゆる小売業でECの勢いが増す今、リアル店舗のあり方も過渡期ではないでしょうか。オムニチャネル戦略を打ち出す企業も少なくありません。そんな中、サービスの幅を広げたヤマダ電機の戦略は、他の家電量販店だけでなくニトリやイケアなどのインテリア業界の雄たちにとっても、非常に気になる存在になることでしょう。




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2017
11.06

スタイリッシュな夜を、錦糸町で

Category: ニュース
 
 DIAMOND online2017年9月20日の記事「錦糸町ラブホ街にマリオットが開業する新業態ホテルの勝算」にて、マリオット・インターナショナルの新ブランド、モクシー・ホテル(moxy)の日本進出が取り上げられています。世界中に数多くのブランドを展開するホテルグループ・マリオットと錦糸町との相性はいかに?



スタイリッシュな夜を、錦糸町で 
(イメージ画像:フリー素材より)



 マリオット、リッツ・カールトン、シェラトン、ウェスティンなどメジャーなラグジュアリーホテルから、洗練されたデザインホテルまでを手がけるマリオットグループ。その中でもモクシーは、スタイリッシュでカジュアルな雰囲気が特長です。ヨーロッパとアメリカで展開中ですが、このたび日本へ初上陸。錦糸町と大阪にオープンします。




 オフィスビルを改装したという「モクシー東京錦糸町」では、キャラの濃いスタッフが宿泊者同士のコミュニケーションをうながしてくれるそう。ラウンジでDJパーティーやクラフトビールの試飲会などのイベントを企画しているとのことです。リーズナブルな価格設定も相まって、メインターゲットであるミレニアル世代のニーズをとらえていくのではないでしょうか。




 ところでなぜ錦糸町なのでしょう?経営を担当する不動産投資会社パシフィカ・キャピタル社長によると…ターゲットは訪日外国人→外国人は新宿が好き。きらびやかさと混沌と、両極端を併せ持つ街だから→似た雰囲気の錦糸町も好きになるはず、という読みだそうです。日本人には思いもよらない、外国の方ならではの視点ですね。




 錦糸町は戦後のバラック街から始まって、娯楽街へと発展してきた街。北口は再開発で主にファミリー向けの商業施設、南口は対照的にラブホ街や風俗街が存在します。その南口のアダルトなエリアに登場する「モクシー東京錦糸町」。地元の居酒屋とともに、宿泊客を街へ誘い出す仕掛けも考えているとのこと。そこで冒頭の「モクシーに泊まってディープな通りの居酒屋で熱燗」となるわけです。他の場所では味わえないジャパニーズカルチャーを体験していただきましょう。




 ラブホ街にマリオットと聞いて最初は驚きましたが、錦糸町は交通の便はとても良い立地。スカイツリーや浅草、両国に近く、東京や秋葉原へも電車1本でアクセスできます。日中はアクティブに過ごし、夜はちょっとあやしい雰囲気を味わえる錦糸町へ。なかなかユニークな日本滞在になると思います!




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2017
10.30

目指せ 東東京(ひがしとうきょう)のランドマーク 上野フロンティアタワー

Category: ニュース
 
 日本経済新聞2017年9月14日の記事「上野にパルコ進出 Jフロント、松坂屋上野店南館を複合ビルに」にて、上野に開業する複合ビルが紹介されています。さくらパンダ、お中元やお歳暮などの「ギフト解体セール」、中高年に寄り添った品揃え…などが特徴の松坂屋上野店。その隣りの南館に、このエリアにはなかった要素が盛りだくさんの「上野フロンティアタワー」が11月オープンします。



目指せ 東東京(ひがしとうきょう)のランドマーク 上野フロンティアタワー 
(イメージ画像:フリー素材より)



 1階から6階が子会社のパルコ、7階から10階がTOHOシネマズ、12階から22階はオフィスが入居する「上野フロンティアタワー」。前回の記事でも紹介したように、J・フロントリテイリングは百貨店という形にはこだわらない方針を打ち出しており、こちらも賃料収入で確実に収益をあげていく商業施設とオフィスの複合施設となります。




 パルコと百貨店を本格的に組み合わせるのは初の試み。お互いを補完し合うユニーク組み合わせだと思います。パルコのターゲット層は30~50代。本館よりは若いけれども、ちょっと大人な雰囲気。“ともだちを誘いたくなるちょっとおしゃれな大人のたまり場”をコンセプトに「パルコヤ(PARCO_YA)」という新しい屋号を打ち出します。68テナントのうち、52テナントが上野御徒町エリア初出店とのことです。上野のみならず、東東京(ひがしとうきょう)のランドマークを目指します。




 また、大規模なオフィスエリアを備えていることも注目です。すでに満室となっており、さっそく新しいニーズを掘り起こしました。好立地でありながらオフィスのイメージがなかった上野エリアですが、今後は新しい人の流れが生まれることでしょう。否が応でも期待が高まります。




 パンダ誕生でますます盛り上がる動物園。美術館・博物館が充実している公園エリア。買い物やジャンクフードが楽しめるアメ横界隈。老舗や日本ならではの文化を感じるスポットなど、上野には魅力的なエリアがたくさんあります。外国人観光客もずいぶん増えました。




 そんな街・上野に新風を巻き起こすであろう「上野フロンティアタワー」。「シタマチ.フロント」を掲げ、周辺地域の魅力アップに貢献していくことでしょう。ちなみに、つい上野と言ってしまいがちですが、「シタマチ.フロント」は上野御徒町エリアを活性化するプロジェクトということを心に留めておいてください!




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2017
10.26

百貨店サバイバル2017

Category: ニュース
 
 毎日新聞2017年9月14日の記事「百貨店 不動産強化・売り場拡大…生き残り策の違い鮮明に」にて、各百貨店グループの戦略が取り上げられています。アパレルを始めとした専門店の台頭により、「百貨店」業態が時代に合わなくなってきたという話も耳にします。そんな今を生き抜くための、それぞれの今後の取り組みとは?




百貨店サバイバル2017 
(イメージ画像:フリー素材より)



◆J・フロントリテイリング~脱百貨店

 4月にオープンしたGINZA SIXが好調なJフロント。百貨店と言うよりは大規模でハイセンスなセレクトショップといった雰囲気です。観光バスの乗降所やツーリストセンターを備え、海外からの観光客もばっちりおもてなしします。

 上層階はオフィスフロアとしたことで賃料収入を確保できるため、安定した経営が見込めることでしょう。11月にオープンする「上野フロンティアタワー」も同様の方向性でさらにエンタメ要素を盛り込んだ模様。こちらは後日改めてピックアップします。




◆三越伊勢丹~百貨店本業の再構築

 販売員の専門知識を活かし、ブランドの垣根を超えた提案をしていくとのこと。いわゆる自主編集です。また、ISETAN MIRRORなどの小型店の出店を推し進めています。ブランド力を活かしつつ、短いスパンでの出店が可能なこの業態。まもなく16店舗目が誕生するとのことです。

 一方リストラや店舗閉鎖も同時進行しており、最近では伊勢丹松戸店の閉鎖が発表されたばかり。春に社長が突然退任した影響がこれからどう出てくるか、なども気になるところではあります。




◆高島屋~不動産事業と自主編集の2段構え

 現在日本橋本店となりの新館を立て替え中の高島屋。「新・都市型ショッピングセンター」として専門店が入居し、2019年開業予定です。重要文化財である本館とのコントラストが楽しめることでしょう。

 また新宿と横浜の店舗で婦人用スーツの自主編集売り場を新設し、既存ブランドだけでなく共同開発商品も提案していくとのことです。




 こうして見てみると、現時点ではJフロントに勢いを感じます。やはり銀座の松坂屋がGINZA SIXに生まれ変わったことが大きいのではないでしょうか。東京エリアではどこかあか抜けないイメージがありましたが(名古屋の方、申し訳ありません)、一気に巻き返してきた感があります。「百貨店にこだわらず新たな息吹をふきこみたい」というスローガンのもと、これからの展開に期待しましょう。




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